どうも、カロリーメイト好きな薬剤師のアツポン( @Atsuponpapa)です。
カロリーメイトは手軽にエネルギーと栄養素を摂取できるのが便利ですよね。

そんな手軽に食べられるカロリーメイトを使ってダイエットを考える人も多いようです。
ただ… 太るのでは…と心配になりますよね。
結論から言うと、カロリーメイトはダイエットに不向きです。
あえてカロリーメイトでダイエットを頑張る必要がないんですよ。
ただ、カロリーメイトの手軽さと食べやすさは便利なので、同じコンセプトのダイエット食を解説します。
本記事では、カロリーメイトがダイエットに不向きな理由とカロリーメイト以外のおすすめの手軽なダイエット食を紹介します。
太る?カロリーメイトのカロリーと栄養成分を解説
まず、カロリーメイトを摂取する本来の目的を考えてみましょう。
カロリーメイトを製造する大塚製薬は、濃厚流動食からカロリーメイト、点滴用輸液からポカリスエットを商品開発しました。
商品の使用目的
- 濃厚流動食:カロリーと栄養素の摂取
- 点滴用輸液:水分と電解質の摂取
濃厚流動食には少量で高カロリーを摂取できるというメリットがあり、さらにビタミンやミネラルが追加されて栄養バランスも整えられています。

大塚製薬は濃厚流動食をカロリーメイトとして健康な人が食べられる栄養補助食にしたわけです。
つまり、カロリーメイトは栄養バランスが整えられた 高カロリー食 です。
カロリーメイトのCMでも、部活や受験で頑張る学生や日々働くビジネスマンがエネルギー摂取として食べるシーンが多いですよね。
ということで、カロリーメイトの商品コンセプトがカロリー摂取であることは理解しておきましょう。
カロリーメイトの成分を踏まえて、ダイエット食の考え方であるカロリー制限と糖質制限を確認していきます。
- カロリーメイトの成分とエネルギー量
- カロリー制限と糖質制限のダイエット食
カロリーメイトの栄養成分とカロリー量
カロリーメイトで食事を置き換えるダイエットを想定している場合、朝食なら2本、昼食なら4本は食べないとボリューム的にツラいですよね。

カロリーメイトの2本と4本、さらに他のダイエット食も含めてカロリー量と栄養素を比較しました。
重さ/量 | カロリー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | ビタミンB群 | ビタミンC | その他 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カロリーメイト 2本![]() |
40g/2本 | 200kcal | 4.2g | 11.1g | 21.4g | B1/2/6/12含有 | 25mg | 各種ミネラルも含有 |
カロリーメイト 4本![]() |
80g/4本 | 400kcal | 8.4g | 22.2g | 42.7g | B1/2/6/12含有 | 50mg | 各種ミネラルも含有 |
プロテイン スリムアップ ![]() |
60g/1食 | 195kcal | 27g | 2.3g | 23.7g | B1/2/6/12含有 | 34mg | 各種ミネラルも含有 |
プロテインバー![]() |
39g/1本 | 183kcal | 15g | 8.5g | 12.1g | B1/2/6/12含有 | なし | 各種ミネラルも含有 |
バナナ![]() |
可食部100g/1本 | 86kcal | 1.1g | 0.2g | 22.5g | B1/2/6/12含有 | 16mg | 各種ミネラルも含有 |
野菜スムージー![]() |
330ml/1本 | 142kcal | 1.0g | 0g | 36.5g | なし | 100~400mg | 各種ミネラルも含有 |
ポテトチップス![]() |
60g/1袋 | 334kcal | 3.3g | 21.1g | 32.7g | なし | なし | なし |
カロリーメイトを他のダイエット食と比較すると、タンパク質・脂質・糖質のバランスが異なることが分かります。

カロリーメイトはビタミンなどの栄養バランスを整えた高カロリー食と考えましょう。
その一方、ダイエット食のコンセプトにはカロリー制限と糖質制限の2つがあります。
カロリー制限と糖質制限でダイエット
生活習慣病の食事療法として古くからカロリー制限の考え方がありました。
しかし、カロリー制限を厳密に実践するのって結構厳しいんですよ…

近年、糖質(炭水化物)を制限するダイエットが流行っていますよね。
海外では肥満や糖尿病の食事療法として糖質制限が推奨されています(米国糖尿病学会 Consensus Report)。
日本は海外に遅れて2019年の糖尿病診療ガイドラインで糖質制限が言及されましたが、あくまで推奨は総カロリーの制限です。
他にも低脂肪食ダイエットもあって、何を目安にしたら良いか悩みますよね。
結局、大事なのはカロリー摂取量が消費カロリーを上回らないようにコントロールすることです。
そのカロリー量を低カロリー食で摂取すれば、食べるボリュームが多くなるので満腹感も得られますよね。
そういえば、カロリーメイトの特徴は手軽に少量で摂取できる高カロリー食なので…
我慢しないスマートなダイエット食
体重を減らすための食事の基本は、必要な栄養素を十分に摂り、カロリー摂取量が消費カロリーを上回らないようにすることです。
低脂肪ダイエットや低糖質ダイエット、さらに総カロリーの制限も食事により体重を効果的に減らすという点で同じです。
間食を控えて、炭水化物も抑えたり、野菜を十分に摂るなど、減量を目的とした健康的な食事には共通点があります。
ダイエットの継続と成功の鍵は、食べることを我慢することではなく、自分にピッタリな食事やスマートな食べ方を探ることです。

そこで、カロリーメイトのような手軽さで食べやすいダイエット食をまとめてみました。
ダイエットならカロリーメイト以外の代替品を
カロリーメイトの手軽さや食べやすさのコンセプトはそのままに、ダイエット食として活用できる商品を紹介していきます。
どの商品も★栄養成分とカロリー量の比較表で比べた製品です。
腹持ち抜群!プロテインバー
高タンパク低カロリーな商品を探しているならプロテインバーがおすすめです。
これまでに様々な朝食にチャレンジしてきましたが、食べごたえや腹持ちという点でもプロテインバーは優れています。
プロテインバーは高タンパクなために特有のネットリした食感になりがちですが、1本満足バー プロテインチョコ(アサヒ)ならお菓子のようにザクザク食べられます。

高タンパクで糖質制限にもピッタリなプロテインバーはおすすめです。
女性に!ダイエットプロテイン
ダイエットには定番のプロテインドリンクもおすすめです。
筋トレだけでなく、ダイエットを目的として成分や味が調整された商品が増えています。
プロテインドリンクは特に女性向け商品が充実しており、ビタミンや食物繊維が追加され、美容も意識しています。
スリムアップ(スリムアップ)やプロテインダイエット(DHC)のブランドが人気ですよ。
カフェラテやストロベリーなどの味があり、継続できる美味しさもポイントです。
コスパ最高!定番のバナナ
栄養豊富で甘いバナナはカロリーが高いと思われがちですが、実は1本約86kcalと低カロリーです。

参照:Sumifru
食物繊維やビタミンが取れて、食べごたえもあるのでダイエットに向いているんですよ。
そして、スーパーなら5本100円程度で購入できるので、コスパが高いダイエット食なんです。
カロリーが低いので、プロテインドリンクとセットで飲むことで食物繊維やビタミンに加えて、腹持ちもプラスできるのでおすすめですよ。

まとめ:ダイエットにカロリーメイトは逆に太る?
本記事では、カロリーメイトがダイエットに向いているのか、代わりになるダイエット食がないのか解説しました。
結論として、カロリーメイトはダイエット向きではありません。

ネットを調べるとカロリーメイトで痩せた話も出てきますが、それは食事量を減らした効果であり、あえてカロリーメイトを食べる必要はありません。
もっと、満腹感が得られて、ビタミンや食物繊維も摂取できる健康的なダイエット食があります。
無理せずに継続できて、リバウンドを防げるような自分に合ったダイエット食でチャレンジしましょう。
他にもカロリーメイトに関連する記事があるので参考にどうぞ。
- ダイエットにカロリーメイトは太るよ
カロリー量や栄養成分から徹底解説 - 朝食カロリーメイトを毎日続ける
朝食に毎日何本を食べるべきかも解説 - ポテト&ベジタブルのカロリーメイト
ポテト味とベジタブル味に復活はあるのか? - カロリーメイト類似品を解説
腹持ちも良いバランスパワーがおすすめ - カロリーメイトの賞味期限
賞味期限切れを食べることはできるのか - カロリーメイトロングライフ
非常食&保存食のカロリーメイト - カロリーメイトの箱買い
まとめ買いの最安値を解説
