本記事では加圧シャツとコンプレッションシャツの違いを解説します。
加圧シャツとコンプレッションシャツの共通点
加圧シャツとコンプレッションシャツは体に着圧をかける点で同じです。
英語にすると、どちらも “Compression shirts” です。

加圧シャツだけどCompression shirtsだ!
着圧によりカラダを締め付けるという点では同じです。
しかし、日本では言葉が異なるように、意味する製品も若干違います。
似てるようで異なる加圧シャツとコンプレッションシャツの製品を実際に見ていきましょう。
加圧シャツの特徴
まず、加圧シャツは筋トレやダイエットを目的とした製品です。
着圧によりカラダに負荷をかけて、基礎代謝を上げることにより、筋トレやダイエットを効率的に行うのが加圧シャツです。


ただ、胡散臭い商品も多いイメージ。
実際に、一部の加圧シャツ業者の誇大広告が問題になったこともありました。
過剰な広告表現で販売していたんですね。

過剰な広告には注意しましょう…
着るだけで痩せる、着るだけで筋肉ムキムキになることはありません。
ただ、着圧によりお腹がへこんでスリムに見えたり、姿勢は良くなりますよ。

効果を理解して使いたいね。
- 着圧による負荷で基礎代謝を向上
カラダに圧力を加えることで基礎代謝を上げる - スリムに見える
腹筋に着圧をかける製品ではお腹が凹む - 姿勢が矯正される
腹筋と背筋が支えられ、自然と肩が開く
参考:加圧シャツの筋トレを解説
コンプレッションシャツの特徴
一方、コンプレッションシャツはプロスポーツ選手が着用するイメージが強いですよね。
運動時のパフォーマンス向上を目的として、筋肉の動きをコントロールし、疲労軽減やケガ防止の効果もあります。

コンプレッションシャツはアンダーアーマーなどのスポーツブランドを中心に扱われています。

女性もトレーニングウェアとして着用できる製品が多くありますよ。

トレーニングやスポーツのパフォーマンス向上を目的として着用するのがコンプレッションシャツです。

ダイエットや基礎代謝を上げることを目的とした加圧シャツとは違うね。
- 運動時のパフォーマンス向上
筋肉の動きをコントロールすることで効率的な動きに - 疲労の軽減や回復
血液の流れを促し、乳酸や老廃物を除去 - ケガ防止
関節や筋肉をサポートするテーピング機能
実際に加圧シャツとコンプレッションシャツの違いを比較してみましょう。
加圧シャツとコンプレッションシャツの違い
目的の違い
まず、加圧シャツとコンプレッションシャツは着用する目的が違います。

着圧をかけることは同じだけど、目的が違うね。
この目的の違いにより、着圧の強さや部位の違いといった製品の特徴があります。
着圧の強さと部位の違い
大きな違いとして、加圧シャツのほうが着圧が強いです。
基礎代謝を上げ、姿勢を矯正し、お腹も凹ませてスリムに見える効果があるのが加圧シャツです。

同じサイズでもこんなに違うんだね!
☆写真
これは着圧の目的の違いに起因しており、部位も異なっています。
着圧の部位の違い
コンプレッションシャツは、筋肉をサポートするために全身に対して部位別に適度な圧力をかけています、。
そのため、長袖シャツやスパッツのタイプもあります。
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一方、加圧シャツは腹筋と背筋を中心に強めの圧力をかけています。
そのため、半袖シャツの商品が中心です。
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