AKRacingは日本で人気トップのゲーミングチェアブランド。「ゲーミングチェア」という概念が確立される以前から製品を販売してきた中国メーカーです。日本では評価が高く、ブランド力と品質は抜群。しかし、値段も高いのがネックです。
本記事ではAKRacingというブランドを徹底解説していきます。
AKRacingはゲーミングチェアの老舗メーカーであり、日本では人気トップのブランドです。


どんなブランドなの?どこの国の会社?

よく聞く名前だけど…安心できる製品かな?
と感じていた人は、ぜひ本記事を読んてみてください。
AKRacingは中国発祥のメーカーですが、他多くの中国メーカーとは明らかに異なる安心できるブランドです。
AKRacingのゲーミングチェアに関してはこちらの記事「AKRacingのおすすめゲーミングチェア」で解説しているので参考にしてみてください。

それでは、AKRacingの会社や評判・口コミを解説していきます!
AKRacingはどんな会社?どこの国?

AKRacingは中国のブランドです。
ゲーミングチェアは中国メーカーが多く、欧米の会社でも製造は中国がほとんど。
国内市場を占める主要3社のうち、DXRACERのみが米国の会社です。

ブランド | 国 | 設立 | 国内販売・代理店 |
---|---|---|---|
AKRacing | 中国 | 2000年 | テックウインド |
DXRACER | 米国 | 2001年 | ルームワークス |
GTRACING | 中国 | 2011年 | ジーティーレーシング |
ここではAKRacingの特徴を解説していきます。
AKRacingは中国の会社
AKRacingの運営会社は中国の扬州奥凯汽车用品有限公司です。
中国ではAKPlayerというブランド名であり、海外ではAKRacingとして展開しています。

実際にAKPlayerとAKRacingの人気モデルを比較すると、ほぼ同じ。

明確に違うのはロゴのみです。

- AKRacing:Nitro V2
- AKPlayer:拳头
なぜブランド名が違うのか?
2000年のブランド設立当初、AKRacingは中国で売れ行きが悪い状況でした。
そこで、当時、ゲーム市場の勢いが強かった欧米に進出。
ここからは推測ですが…
AKRacing公式サイト(英語版)では中国発祥のことは一切触れられていません。
おそらく、欧米でブランドイメージを確立するにあたり、様々な影響を考慮し、あえて「中国」を伏せたのかな…と感じます。
その一つの方法として、ブランド名をAKPlayer(中国)とAKRacing(中国以外)に分けたと推測されます。
日本国内では人気トップ
AKRacingは日本国内では人気トップのブランドです。
ゲーマーだけでなく、在宅ワーカーからも幅広く支持されています。

芸能人や有名YouTuberが使うゲーミングチェアの多くがAKRacingです。
HIKAKINさんや本田翼さんもゲーム配信ではAKRacingを使っていますよ。

AKRacingはテレビCMも見かけるよね。
日本国内ではゲーミングチェアといえば、AKRacingと言っても過言ではないでしょう。
プロ野球やJリーグでも採用
AKRacingはゲーム市場だけでなく、スポーツ業界においても高い評価を受けています。
FC東京やヤクルト・読売ジャイアンツのベンチシートにも採用されました。

AKRacingは日本産業規格(JIS)に沿った耐久性試験を実施しており、高い品質が保たれています。

ここまで徹底したゲーミングチェアは珍しいね。

JIS規格に基づいた試験により、オフィスで8年間の使用に相当する耐久性が確認されています。
AKRacingの気になる話題・評判
ここではAKRacingの気になる話題や評判を解説していきます。

気になるトピックから読んでみてね。
どっち?ゲーミングチェアの発祥

世界初のゲーミングチェアは2006年に発売されたDXRACERと言われています。
これはゲーミングチェアを知る人には共通の認識です。
しかし、AKRacing公式サイトを確認すると、2006年以前から製品を扱っていた事実が記載されています。

中国市場では2006年以前から販売していたんだね。
「ゲーミングチェア」という概念が存在する以前から、AKRacingはゲーマー向けのイスを扱っていたようです。
ただし、一般的には「ゲーミングチェア」として世界的に初めて販売したのは2006年のDXRACERとなっています。
海外では人気低迷…日本に注力
ゲーミングチェアの老舗ブランドとしてAKRacingとDXRACERがあります。
この2つのブランドは日本と海外でポジションが逆転しており、海外ではDXRACERのほうが高い人気を誇っています。

多くの国ではDXRACERのほうが人気なんだね。

DXRACERは米国発祥であり、欧米では根強く支持されています。
一方、AKRacingは中国と日本に注力しており、特に日本ではメディアやSNSを活用して独自路線で認知度を高めました。
日本において「ゲーミングチェア」という言葉を広めたのもAKRacingと言えるでしょう。
品質が高いが値段も高い
AKRacingの特徴として、他ブランドよりも価格が高いということが挙げられます。
同様な機能を有する標準モデルで他ブランドと比較すると、AKRacingが最も高いブランドと言えます。

安かろう悪かろうだしね…AKRacingがおすすめだよ。
高
- AKracing Nitro 4万5千円
- DXRACER Formula 4万円
- GTracing GT002 1万8千円
安
耐久性が高く、日本人向けに作られたゲーミングチェアがAKRacingです。
値段が若干高いものの、AKRacingを選んでおけば失敗はありません。
AKRacingの評判・口コミを解析

ここではAKRacingの評判や口コミを数値で比較します。
AKRacingは公式通販がなく、Amazonが実質的に公式販売の位置付けです。
そのAmazonのレビュー評価で他ブランドや製品間との比較を見ていきます。
主要3ブランドの評判を比較
機能が似ている標準型モデル(PUレザー製)でAKRAcingとDXRACERとGTRACINGを比較しました。
その結果、AKRacingの評判が他ブランドに比べて最も高いことが分かりました。

Amazonで4.6点は評価が高いね!
AKRacing | DXRACER | GTRACING | |
---|---|---|---|
製品写真 | ![]() | ![]() | ![]() |
製品名 | Nitro V2 | DXZ | GT002 |
Amazon評価 | 4.6点(625件) | 4.4点(311件) | 4.2点(5,132件) |
価格 | 約4万3千円 | 約4万円 | 約1万8千円 |
価格はAKRacingが高いですが、価格相応で満足度も高いようです。
筆者も初めて購入したゲーミングチェアはAKRacing Nitroで大満足でした。
AKRacing主要モデルの評判を比較
AKRacingの主要なゲーミングチェア製品を比較します。
いずれの製品も評価が4.5点を超えており、総じて高い評判であることが分かりますね。
Nitro V2 | Wolf | Overture | Pro-X V2 | Premium | |
---|---|---|---|---|---|
製品写真 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
特徴 | PUレザー製 標準モデル | ファブリック製 標準モデル | PUレザー製 ゆったりモデル | PUレザー製 上位モデル | PUレザー製 仕事向けモデル |
Amazon評価 | 4.6点 (625件) | 4.5点 (1,177件) | 4.6点 (1,034件) | 4.5点 (1,420件) | 4.4点 (545件) |
価格 | 約4万3千円 | 約4万円 | 約4万6千円 | 約5万5千円 | 約6万円 |
AKRacingはモデル間の違いが分かりにくく、特にNitro/Overture/Pro-Xはかなり似ています。
AKRacingのゲーミングチェア選びにこちらの記事も参考にしてみてください。

Twitterでも良い評判が多いので、自分の部屋にマッチしたゲーミングチェアを選んでみましょう。
まとめ AKRacingはどんな会社?どこの国?

本記事ではAKRacingがどんな会社か、どこの国か、そのブランドについて徹底解説しました。
AKRacingはゲーミングチェアを黎明期から支えた老舗ブランドです。
中国メーカーですが、近年の格安ブランドとは異なり、高品質かつ耐久性も良い製品を販売しています。

日本では人気トップだよ。
ゲーマーだけでなく在宅ワークでも幅広く使われており、FC東京や読売ジャイアンツもベンチシートに採用。
日本に特化した製品でユーザーからも高評価を得ています。
値段が若干高いですが、品質が高く、評判も良いのがAKRacingの特徴です。
本サイトにはAKRacingゲーミングチェアの個別レビュー記事もあるので、参考にどうぞ。



