本記事ではDXRacerとAKRacingの違いを比較して解説します!
どちらもゲーミングチェアの草分け的な存在であり、現在は定番ブランドとなっています。

迷ったらDXRacerかAKRacingにしておけば失敗はないよ!

しかしながら…
AKRacingとDXRacerで悩む!
という人も多いですよね。
デザインや座り心地の違い、具体的に何が違うのか徹底解説していきます。
機能面や価格面の違いを知りたい人はこちら「AKRacingとDXRacerの製品の違い」から読んでみてください。
それでは、ゲーミングチェアおたくがAKRacingとDXRacerの違いを解説していきます!
知ってた?AKRacingとDXRACERの実情

日本のゲーミングチェア業界ではAKRacingとDXRACERが二大ブランドとして確固たる地位を築いています。

一方、海外では圧倒的に…
DXRACERが人気!
DXRACERは2006年にゲーミングチェアを世界で初めて発売し、その2年後にAKRacingが2番目の大手ブランドとして立ち上がりました。
ゲーミングチェアの黎明期を支えたのは間違いなくDXRACERとAKRacingの二大ブランドです。

しかし、先駆者として米国発祥のDXRACERがeSportsブームを追い風に独走を続けました。

ここからはDXRACERとAKRacingの人気と戦略の違いを解説します。
世界的人気のDXRACER
まず、Google TrendsでAKRacingとDXRACERの2010年以降の人気度(すべての国)の推移を見てみましょう。

圧倒的にDXRACERが人気!

海外メディアの特集においても、王者 DXRACERに対して近年人気のSecretlabといった構図です。
一方、黎明期を支えたAKRacingはランキング上位から陥落。
最近は海外メディアでAKRacingが取り上げられることも少なくなりました。
海外のゲーミングチェア業界では以下の4大ブランドが人気で争っています。

- DXRACER(米国)
- Secretlab(シンガポール)
- Noblechairs(ドイツ)
- GTRACING(中国)
各ブランドが独自色を打ち出し、王者 DXRACERと争っている状況です。
その状況でもDXRACERは世界初のゲーミングチェアブランドとして米国を中心に根強い人気があります。
AKRacingは日本で健闘
しかし、日本ではAKRacingが健闘しています。
先ほどのGoogle Trendsの対象を日本のみにすると形勢が大逆転。
海外に比べて、日本ではAKRacingが高い人気を維持していることが分かります。

日本と海外で勢力図が違うんだね。
日本ではテレビやネットでもAKRacingを見かけることがありますよね。
AKRacingの国内販売代理店であるテックウインド社がマーケティングに力を入れていることが日本国内の勢力図に影響しています。
テレビ番組とCM
日本ではAKRacingをテレビ番組やCMでも見かけることがあります。
日テレの人気ドラマ「あなたの番です」などでもAKRacingが使われました。
数年前では信じられませんが、本田翼さんを起用したテレビCMも普通に流れています。

スポーツにも進出
さらに、FC東京の拠点である味の素スタジアムのベンチシートは、なんと!AKRacingなんです。

さらに、ヤクルトスワローズのベンチにもAKRacingのゲーミングチェア。

日本ではAKRacingが浸透していることが分かりますね。
国内販売代理店の努力により、日本ではAKRacingが健闘しています。
DXRACERは日本で劣勢…
どの業界でも見かける状況ですが、世界的にシェアが高い人気メーカーでも日本では劣勢になりがちです。
そこはAKRacingのテックウインド、DXRACERのルームワークスの国内代理店の力量の差になっています。

そこで、どちらが本当に良い製品なのかをしっかり吟味して選びましょう。
AKRacingとDXRACERの製品の違い

ここまで説明したとおり、ブランド人気度は日本でAKRacing、海外でDXRACERは歴然であり、国内外で逆転しています。
一方、製品の明確な違いはリクライニング機能と価格があります。

製品面を比較していくよ。
保証期間にも違いがあるので、ぜひ参考にしてください。
価格帯の違い:最安値
ゲーミングチェアは材質・デザイン・機能により値段が異なります。
しかし、製品のラインナップはメーカー間で類似しており、標準的なモデルで価格を比較していきます!
一般的にファブリック製がPUレザー製よりも安い傾向があり、ファブリック製で比較しました。

高
- AKracing Wolf 約4万円
- DXRACER DXR 約3万円
- GTRACING 約1万8千円
- GALAXHERO 約1万5千円
安
いずれのモデルでもAKRacingよりDXRACERが安く、5千円〜1万円ほど安い傾向です。
品質と信頼性に安心できる老舗メーカーで買うならDXRACERがコスパが高いです。
機能の違い:リクライニング
機能面は同一モデルでAKRacingとDXRACERを比較すると、ほとんど差はありません。
ただ、唯一、明らかに異なる点がリクライニングの角度です。

- DXRACER:最大135°まで
- AKRacing:最大180°まで
DXRacerの最大角度は135°ですが、AKRacingは180°まで深く倒すことができます。

休憩に昼寝やリラックスしたいなら、リクライニングを深く倒せるAKRacingにしましょう。
品質の違い:耐久性と保証期間
ゲーミングチェアの黎明期を築いたAKRacingとDXRACERはどちらも高品質を維持しています。
自分はAKRacingを3年間使いましたが、耐久性は十分でした。

ゲーミングチェアの寿命は3〜5年間と考えよう。
AKRacingとDXRACERはどちらも品質と耐久性に定評があります。
品質自体に大きな差はありませんが、AKRacingとDXRACERで異なるのは保証期間です。
- AKRacing:3年間
参照:AKRacing公式サイト - DXRACER:1年間
参照:DXRACER公式サイト
保証期間で選ぶならAKRacingにしましょう。
ただ、AKRacingも表面素材や昇降機の摩耗は保証期間が1年間なので注意してください。

デザイン性の違い
デザインはAKRacingとDXRACERで類似しています。

結局…どちらも定番のデザインであり、デザイン性では優劣をつけられません。

好きな色や素材で決めると良いかもね。
座り心地の違い
座りが心地の場合、ブランドの違いはなく、同じブランドでも製品により変わります。
特にDXRACERは種類が多く、推奨身長や体格で選ぶことができ、座り心地も硬めの素材のモデルもあります。

座り心地にこだわりたい場合、体格に合ったモデルを選べるDXRACERにしましょう。
もし硬めの座り心地を求めていたら、DXRACERやAKRacingではなく、ドイツ製の革張りのnoblechairsもおすすめです。
用途別に一発勝負!AKRacing vs DXRACER

AKRacingとDXRACERのそれぞれに良さがあり、製品により特徴も異なります。
そこで、AKRacingとDXRACERを合わせて厳選モデルをQ&A形式で答えていきます。

ゲーミングチェア選びの参考にしてね!
コスパ最強で安く買いたい
最安値の標準的なゲーミングチェアはDXRACERのDXRです。
ファブリック製でAKRacingのWolfに相当しますが、値段は1万円ほど安い約3万円で購入できます!
在宅勤務・テレワークで仕事に使いたい
仕事で使う場合には落ち着いた雰囲気のブラックカラーがおすすめです。
DXRACERならオフィス向けモデルのDX-03が書斎にもピッタリ。
AKRacingの場合にはNitroやWolfもありますが、もし予算が許すならPremiumまで手を伸ばすのが理想です。
座椅子を買いたい
座椅子はDXRACERで取扱いがありません。
座椅子は日本特有なタイプであり、AKRacing 極坐を選びましょう。
身長180cm以上の高身長向けが欲しい
高身長の場合には180cm以上でも対応可能なDXRACERのレーシングやヴァルキリーを選びましょう。
DXRACERは身長や体格でモデルが分かれています。

高身長でホールド感を求めるならレーシング、ゆったりした座り心地ならヴァルキリーにしましょう。
とにかく大きめなサイズが欲しい
DXRACERには身長190cmまで対応可能かつビッグサイズでゆとりのあるキングがあります。
とにかく大きめサイズを探しているならキングにしましょう。
ただ、設置場所やデスクのサイズは事前にチェックしておいてください。
AKRacingとDXRACERの違いを比較 まとめ
本記事ではAKRacingとDXRACERの違いを比較解説しました!
ゲーミングチェアの黎明期を支えた二大ブランドですが、国内外で形勢は逆転しています。

日本ではAKRacingが人気だよ!
どちらの製品も品質は高く、ブランドの違いを理解して自分に合ったモデルを探してみましょう。
もし迷ったら、DXRACERならDXR、AKRacingならWolfを買っておけばコスパも高くて失敗はありません。