「関家具」のオリジナルブランド「Contieaks(コンティークス)」のゲーミングチェアをご紹介します。
関家具は一般家庭向け・事業者向けの家具インテリアの企画・開発、卸売、販売までを手掛ける総合商社です。2020年1月よりオリジナルのゲーミングギアを開発するブランド「コンティークス」から、ゲーミングチェアの販売を開始しています。
日本人の体格や使用環境を分析して開発されたゲーミングチェアは、プロのゲーマーやeスポーツチームからも高評価です。
本記事では、コンティークスのゲーミングチェアについて解説していきます。
Contieaks(コンティークス)とは?どんなブランド?

Contieaks(コンティークス)は、家具インテリアの総合商社である株式会社関家具のゲーミングギアブランドです。
日本人の体格やゲームのプレイタイルにフィットするとして、一般のユーザーからプロのゲーマーまで幅広い支持を得ています。
また異業種の有名ブランドやプロのeスポーツチームとのコラボモデルも、続々とリリースされています。
大手家具インテリアメーカーのノウハウを活かしたコンティークスのゲーミングチェアは、非常にクオリティーが高い反面、必ずしもお手頃価格とは言えません。
スタンダードモデルで約3万円、ハイエンドモデルで約15万円という価格設定です。
ただし、その価格に見合う、またそれ以上の使用感や快適さはしっかり保証されていると言って良いでしょう。
Contieaks(コンティークス)のゲーミングチェアの特徴と種類

ここでは、Contieaks(コンティークス)のゲーミングチェアの特徴と現行モデルについて解説します。
ゲーミングチェアの特徴
他社製品と比較したコンティークスのゲーミングチェアの特徴は、以下のとおりです。
- 家具の総合商社が本気でゲーミングデバイスを開発
- 日本国内のJIS規格試験をパス
- 標準モデルで約3万円~4万円台、上位モデルで約12万円
コンティークスは日本人の体格や使用環境を分析し、オリジナルのゲーミングチェアの開発を行っています。
実際に使用したユーザーが体験した問題や要望などを次の開発に活かし、常に改善を繰り返して製品が生み出されています。
さらに、ゲーミングチェアとして日本国内のJIS規格試験をパスしていることも特徴のひとつです。
JIS規格試験の一項目である「背もたれ/座面耐久性試験」では、1日に25回の着座を年間250日繰り返した場合、8年間に相当する耐久性が証明されています。
一方、コンティークスのゲーミングチェアの価格帯を見ると、スタンダードモデルが3万円~4万円台と標準的、ハイエンドモデルは約12万円と超高級ゲーミングチェア並みの設定です。
これまで格安ゲーミングチェアを使用していた方が、より高機能かつハイパフォーマンスなチェアを求めるなら、スタンダードモデルをおすすめします。
プロゲーマー並みのゲーミング環境を求める方や、10年以上使い続けられるチェアを求める方は、ハイエンドモデルを検討してみてはいかがでしょうか?
ゲーミングチェアの仕様・スペック
コンティークスのゲーミングチェアは、大きく分けて以下の6つに分類されます。
- Rosa(ローザ)
- Eiger(アイガー)
- Roussel(ルセル)
- Shastine(シャスティーナ)
- Titlis(ティトリス)
- WINCASE Type R(ウィンケース)
ここでは、ウィンケース以外のモデルに共通する仕様を表にまとめます。
表面素材 | 合成皮革 ファブリック |
耐荷重 | 約150kg |
座面高さ調整 | 約41cm~47cm(床面から座面までの高さ) |
リクライニング角度 | 最大135~160度 |
ヘッドレスト | 全モデルに標準搭載 |
アームレスト | 全モデルに標準搭載 |
ランバーサポート | 全モデルに標準搭載 |
オットマン | 「ルセル・オットマン」のみ搭載 |
Contieks(コンティークス)のゲーミングチェアの解説
コンティークスのゲーミングチェア(ウィンケースを除く)各モデルの概要、派生タイプ、価格をまとめると以下の表のとおりです。
モデル | 概要 | 派生タイプ | 価格 |
---|---|---|---|
ローザ | ジャージファブリック 4Dアームレスト | - | 約4万円 |
アイガー | PUレザー 3Dアームレスト | - | 約3万4千円 |
ルセル | PUレザー 4Dアームレスト | ルセル・オットマン | 約3万3千円 約3万6千円 |
シャスティーナ | ソファーファブリック 4Dアームレスト | - | 約4万円 |
ティトリス | ソファーファブリック 3Dアームレスト ワイドモデル | ティトリス・座椅子 | 約4万円 約3万8千円 |
それぞれのモデルの詳細な特徴、仕様を解説していきます。
Rosa(ローザ)|高い通気性とフィット感のジャージファブリック採用

価格 | 約4万円 |
カラー | グレー レッド ブルー ピンク |
耐荷重 | 約150kg |
背もたれタイプ | バケットシート |
リクライニング | 最大160度 |
主な機能・装備 | ヘッドレスト 4Dアームレスト ロッキング機能 ランバーサポート |
「ローザ」は、通気性に優れるジャージファブリックを張り地に採用したモデルです。
合成皮革のチェアにありがちな長時間の着座でムレれるというデメリットを解消、快適な座り心地がずっと持続します。
また4Dアームレストにはユーザーからの「ゲームパットを持つと肘置きに肘が置けない」という声を反映、フレームを再設計して取付け位置が調整されています。
4Dアームレスト以外にも、先行モデルの「アイガー」からディティールが改善されている点が特徴です。
Eiger(アイガー)|通気性を高めたパンチングレザー採用

価格 | 約3万4千円 |
カラー | グレー レッド ブルー グリーン |
耐荷重 | 約150kg |
背もたれタイプ | バケットシート |
リクライニング | 最大160度 |
主な機能・装備 | ヘッドレスト 3Dアームレスト ロッキング機能 ランバーサポート |
「アイガー」は、高い耐久性と高級感をかねそなえたPUレザー、背もたれと座面には通気性の高いパンチングPUレザーを採用しています。
レザーの高級感はありつつも、長時間の着座でもムレにくく、快適なゲームプレイや在宅ワークを求める方におすすめです。
さらに、座部クッションには疲れにくい高反発三次元モールドウレタンが採用されています。
Amazonのレビューでは、60時間のゲームプレイで座り続けても疲れなかったというレビューがあるほどです。
日本人のプレイスタイルやゲーミング環境を研究し尽くして開発されたモデルなので、このように「かゆいところに手が届く」設計がなされています。
Roussel(ルセル)|小柄なユーザーでも足が床に着く安心設計

価格 | 約3万3千円 約3万6千円(ルセル・オットマン) |
カラー | グレー レッド ブルー グリーン |
耐荷重 | 約150kg |
背もたれタイプ | バケットシート |
リクライニング | 最大135度 |
主な機能・装備 | ヘッドレスト 4Dアームレスト ロッキング機能 ランバーサポート オットマン(ルセル・オットマン) |
「ルセル」は、小柄なユーザーからの「裸足では、座面が高く足が床につかず不安定」という声を反映した、低座面高シリンダーを採用しています。
たとえば、ローザは座面高を425~500mm範囲で調整可能ですが、ルセルはより低めの410~470mm範囲で調整可能です。
リクライニングには新型の金具を採用、135度17段階調整で滑らかなリクライニングを実現しています。
さらに、派生モデルにはオットマン搭載の「ルセル・オットマン」も販売されています。
プラス3千円でオットマンが付属する価格設定は、ゲーミングチェアとしては高コスパと言えるでしょう。
Shastine(シャスティーナ)|女性ユーザーの声を反映した低座面モデル

価格 | 約4万円 |
カラー | グレー&ブラック |
耐荷重 | 約150kg |
背もたれタイプ | バケットシート |
リクライニング | 最大135度 |
主な機能・装備 | ヘッドレスト 4Dアームレスト ロッキング機能 ランバーサポート |
「シャスティーナ」は、女性プレイヤーの声から生まれた低座面設計、インテリアになじむソファ調ファブリックが特徴のモデルです。
座面の高さは、小柄なユーザー向けと紹介した「ルセル」と同じ410~470mmの範囲で調整できます。
カラー展開はグレー&ブラックの1色のみですが、控えめで落ち着いたトーンがどんなお部屋にもフィットすることでしょう。
Titlis(ティトリス)|大柄な体格のユーザー向け

価格 | 約4万円 |
カラー | グレー&ブラック |
耐荷重 | 約150kg |
背もたれタイプ | ワイドバケットシート |
リクライニング | 最大135度 |
主な機能・装備 | 3Dアームレスト ロッキング機能 |
「ティトリス」は、「ワイドなモデルが欲しい」といった大柄なユーザーの声を活かしたゲーミングチェアです。
ヘッドレストやランバーサポートと言ったゲーミングチェアの標準装備を廃した代わりに、背もたれや座面にゆとりを持たせています。
さらに、張り地に蒸れにくく、高い耐久性を持つソファー調のファブリックを採用している点も特徴です。
標準サイズのゲーミングチェアではやや窮屈に感じている方は、ワイドサイズのティトリスを検討してみてはいかがでしょうか?
WINCASE Type R(ウィンケース)|エルゴヒューマン監修のハイエンドモデル

価格 | 約12万円 |
カラー | グレー&ブラック |
耐荷重 | 約150kg |
背もたれタイプ | ワイドバケットシート |
リクライニング | 最大135度 |
主な機能・装備 | アジャスタブルヘッドレスト フォームアシストアームレスト スパインアジャストメント(腰当て調整) 収納式オットマン |
WINCASE Type R(ウィンケース)は、アメリカの人気チェアブランド「エルゴヒューマン」が監修したハイエンドモデルです。
ゲームプレイの快適性を追求し続けたことで、長時間のさまざまなゲームプレイスタイルに合う機能が落とし込まれています。
ヘッドレスト、アームレスト、スパインアジャストメントは、ゲーミングチェアの標準モデルよりさらに可動域が広がり、長時間使用しても疲れにくい仕様です。
座面下には収納式オットマンが付いているため、背もたれをリクライニングして足を乗せれば、休憩や仮眠を取ることもできます。
Contieaks(コンティークス)ゲーミングチェアのまとめ
本記事では、関家具およびContieaks(コンティークス)のゲーミングチェアの製品情報や種類、モデルごとの特徴をレビューしました。
約3万円~4万円を中心価格帯として、格安ゲーミングチェアとは一線を画す機能性・デザイン性の高さは、コンティークスのゲーミングチェアの魅力です。
小柄な人向け・女性向け・大柄な人向けなど、ユーザーごとにベストなチェアを選べるところも、大手家具インテリアメーカーならではの強みと言えるでしょう。
2万円以下に収まる格安ゲーミングチェアと比べると高額な印象を受けますが、価格に見合ったパフォーマンスを求める方には、コンティークスをおすすめします。