「タンスのゲン」および同社のブランド「CYBER GROUND」のゲーミングチェアをご紹介します。
タンスのゲンは1964年創業、家具・寝具の通信販売の老舗です。そんな家具の老舗が2019年よりゲーミング業界に参入、ゲーミングファニチャーブランド「CYBER GROUND」を立ち上げました。
家具を知り尽くした企業がプロデュースしたゲーミングチェアは、手に取りやすい価格と充実したサポート体制が人気です。
本記事では、タンスのゲンおよびCYBER GROUNDのゲーミングチェアについて解説していきます。
タンスのゲンとは?どんな会社・ブランド?

タンスのゲン株式会社は、福岡県大川市に本社を置く、家具・寝具・家電・インテリア用品等の通販事業を展開する会社です。
自社が運営する通販サイト「タンスのゲン」のほか、Amazonや楽天市場といった大手ECサイトにも出店しています。
Amazonでショッピングをすることが多い方は、「タンスのゲン」の家具や家電を目にする機会も多いのではないでしょうか?
2019年にはオリジナルブランド「CYBER GROUND」を立ち上げ、ゲーミングチェアやゲーミングデスクの販売も開始しています。
製造は中国で行われていますが、国内の企業が企画・販売するゲーミングチェアとあって、手頃な価格や日本語でのサポートに定評があります。
タンスのゲンのゲーミングチェア(Cyber Ground)の特徴と種類

ここでは、タンスのゲンのゲーミングチェアの特徴と、現行モデルについて解説します。
ゲーミングチェアの特徴
他社製品と比較したタンスのゲンのゲーミングチェアの特徴は、以下のとおりです。
- 老舗の日本企業という安心感
- 約1万円~2万円で手頃な価格設定
- 1万円台で4Dアームレスト等の高コスパ
タンスのゲンのゲーミングチェアは製造国こそ中国ですが、日本の老舗家具店が取り扱う商品です。
中国で大量生産されるパーツは、どうしても初期不良や不足が発生します。
その点、タンスのゲンはカスタマーサポートがすべて日本人オペレーターによる対応なので安心です。
公式販売サイトを見てみると、ユーザーのレビューに対し1つ1つ丁寧に返信をしていることからも、顧客対応のきめ細やかな姿勢がうかがえます。
さらに、格安ゲーミングチェアの中でもよりリーズナブルな、約1万円~2万円台という価格帯も魅力です。
ヘッドレスト・アームレスト・ランバーサポート・フットレスト(オットマン)のフル装備で約1万3千円のモデルは、他社ではなかなか見当たりません。
後半で詳しく解説しますが、約1万4千円で4Dアームレスト(昇降・前後左右スライド・角度調整)搭載という高コスパの「68800000」というモデルもあります。
以上の特徴から、リーズナブルかつ高コスパ、丁寧な日本語でのサポートが受けられるゲーミングチェアをお探しの方におすすめです。
ゲーミングチェアの仕様・スペック
タンスのゲンのゲーミングチェアは、大きく分けて以下の4つに分類されます。
- ファブリック製4Dアームレスト採用モデル
- レザー製4Dアームレスト採用モデル
- 鬼背面モデル
- 座椅子
ここでは、ファブリック製モデルとレザー製モデルに共通する仕様を以下の表にまとめます。
表面素材 | ファブリック製モデル:ポリエステル レザー製モデル:PUレザー、PVCレザー |
耐荷重 | 100~150kg |
座面高さ調整 | 約41cm~50cm |
リクライニング角度 | 最大155度 |
ヘッドレスト | 全モデルに標準搭載 |
アームレスト | 全モデルに標準搭載 |
ランバーサポート | 全モデルに標準搭載 |
オットマン | 一部搭載なし |
タンスのゲンのゲーミングチェアの解説
タンスのゲンのゲーミングチェア(座椅子モデルを除く)各モデルの概要、品番、価格をまとめると以下の表のとおりです。
モデル | ファブリック製モデル | レザー製モデル | 鬼背面モデル |
---|---|---|---|
概要 | スエード調張り地 オットマン搭載 | PU・PVCレザー調張り地 一部オットマン搭載なし | ソフトレザー張り地 オットマン搭載なし |
品番 | 68800008 68800010 | 68800000 68800002 68800006 | 68200000 |
価格 | 約1万8千円~1万9千円 | 約1万4千円~2万5千円 | 約2万円 |
それぞれのモデルの詳細な特徴、仕様を解説していきます。
インテリアに合わせやすいファブリック製モデル(2種類)
機能性と見た目のかわいさを兼ね備えたファブリック製モデルです。
以下の2種類のモデルがあります。
- 68800008
- 68800010
各モデルについて詳しく見ていきましょう。
68800008|女性人気が高いモデル

価格 | 約1万9千円 |
カラー | グレー ピンク ブルーグリーン |
耐荷重 | 約150kg |
背もたれタイプ | バケットシート |
リクライニング | 最大155度 |
主な機能・装備 | ヘッドレスト 4Dアームレスト ロッキング機能 ランバーサポート オットマン |
「68800008」はスウェード調のファブリック地が特徴のモデルです。
3種類のカラーバリエーションを展開しており、とくにピンクは女性ユーザーから高い支持を得ています。
約2万円以下の価格ながら、ヘッドレスト・アームレスト・ランバーサポート・オットマンのフル装備、しかもアームレストは4D調整が可能です。
ファブリック地なので長時間の着座でも蒸れにくく、ゲームプレイはもちろん、在宅ワーク用のチェアとしてもおすすめします。
68800010|シンプルなモノトーン

価格 | 約1万8千円 |
カラー | グレー ブラック |
耐荷重 | 約150kg |
背もたれタイプ | バケットシート |
リクライニング | 最大155度 |
主な機能・装備 | ヘッドレスト 4Dアームレスト ロッキング機能 ランバーサポート オットマン |
「68800010」は、先ほど紹介した「68800008」のカラーリング違いです。
高い機能性に加え、ブラックとグレーのシンプルなカラーが評価されています。
ゲーミングチェアとしての機能性はもちろん、インテリアとしての見た目にもこだわりたい方におすすめします。
コスパに優れたレザー製モデル(3種類)
タンスのゲンのゲーミングチェアの標準モデルとも言うべきレザー製モデルです。
以下の3種類のモデルがあります。
- 68800000
- 68800002
- 68800006
各モデルについて詳しく見ていきましょう。
68800000|5種類のカラーバリエーション

価格 | 約1万5千円 |
カラー | レッド ブルー ホワイト オールブラック カモフラ |
耐荷重 | 約150kg |
背もたれタイプ | バケットシート |
リクライニング | 最大155度 |
主な機能・装備 | ヘッドレスト 4D調整アームレスト ロッキング機能 ランバーサポート |
「68000000」は張り地にPUレザーを採用した、タンスのゲンの標準モデルです。
こちらはオットマンが付属していませんが、1万5千円以下という格安ゲーミングチェアの標準価格ながら、4D調整アームレスト搭載というコスパの高さが魅力です。
カラーバリエーションはゲーミングチェアらしいレッドとブルー、シンプルなホワイトとオールブラック、さらに存在感が抜群のカモフラもあります。
カラーはお部屋のインテリアになじませたいか、それとも見た目のインパクトを重視するかで選ぶと良いでしょう。
68800002|オットマン付きフル装備

価格 | 約2万円 |
カラー | レッド ブルー ホワイト オールブラック カモフラ |
耐荷重 | 約150kg |
背もたれタイプ | バケットシート |
リクライニング | 最大155度 |
主な機能・装備 | ヘッドレスト 4D調整アームレスト ロッキング機能 ランバーサポート オットマン |
「68000002」は、先ほど紹介した「68000000」にオットマンが内蔵したタイプです。
オットマンが付いたことで価格がプラスされていますが、フルリクライニングで横になって休憩することもできます。
こちらのカラーバリエーションはホワイト、オールブラック、カモフラの3種類で展開しています。
68800006|ゲーミングチェア+オットマンの2点セット

価格 | 約2万5千円 |
カラー | オールブラック |
耐荷重 | 約150kg |
背もたれタイプ | バケットシート |
リクライニング | 最大155度 |
主な機能・装備 | ヘッドレスト 4D調整アームレスト ロッキング機能 ランバーサポート オットマン |
「68000006」は、タンスのゲンの標準モデル「68800000」と別売りのオットマン単品(68800004・約1万円)をセットにしたモデルです。
オットマン内蔵タイプよりも足を置けるスペースに余裕があるため、よりリラックスできます。
さらに、オットマンの耐荷重は約70kgで、ちょっとしたスツールとしても使用可能です。
2人でゲームをしたり、作業をしたりする機会が多い方にもおすすめします。
見た目のインパクト大の鬼背面モデル

価格 | 約2万円 |
カラー | レッド ブルー |
耐荷重 | 約100kg |
背もたれタイプ | フラットシート |
リクライニング | 最大130度 |
主な機能・装備 | ヘッドクッション 3D調整アームレスト ロッキング機能 ランバーサポート |
「68200000」は、背面デザインがインパクト抜群のゲーミングチェアです。Amazonでは「鬼背面」というネーミングで販売されています。
印象的な背面のデザインに目が行きますが、注目すべきポイントは背もたれの仕様です。
ゲーミングチェアの背もたれの多くは、適度なホールド感で背中を包み込む「バケットシート」が採用されています。
一方、「68200000」はバケットシートのような凹凸を廃した「フラットシート」です。
これにより、「リクライニングしたときに凹凸が邪魔して窮屈」といったバケットシートにありがちなデメリットを解消しています。
バケットシートにやや窮屈な印象のある方は、2代目のチェアにフラットシートの「68200000」を検討しても良いのではないでしょうか?
5種類のバリエーションから選べる座椅子モデル

価格 | 15110004:約7千円 15210057:約1万円 15210059:約1万3千円 15010012:約1万4千円 68800003:約2万円 |
カラー | 15110004:レッド、ネイビー、ブラック、シルバー 15210057:レッド、ネイビー、ブラック 15210059:レッド、ネイビー、ブラック 15010012:レッド、ブルー、ブラック 68800003:カモフラ、ホワイト、オールブラック |
耐荷重 | 約80kg |
背もたれタイプ | 15110004:フラットシート 15210057:フラットシート 15210059:フラットシート 15010012:バケットシート 68800003:バケットシート |
リクライニング | 15110004:最大180度 15210057:最大180度 15210059:最大180度 15010012:最大180度 68800003:最大155度 |
主な機能・装備 | 15110004:ヘッドクッション 15210057:ヘッドクッション 15210059:ヘッドクッション、アームレスト 15010012:ヘッドレスト、ランバーサポート 68800003:ヘッドレスト、4D調整アームレスト、ランバーサポート |
タンスのゲンのゲーミング座椅子は、幅広い価格帯で5種類がリリースされています。
見た目の第一印象の違いとしては、「15110004」「15210057」「15210059」がフラットシート、「15010012」と「68800003」がバケットシートです。
座椅子として最低限の機能されあればOKという場合は前者が、本格的なゲームプレイや在宅ワークに使用したい場合は後者がおすすめです。
価格はもちろん、背もたれタイプやオプション装備など、自分のニーズに合ったゲーミング座椅子を選びましょう。
タンスのゲンのゲーミングチェアのまとめ
本記事では、タンスのゲンのゲーミングチェアの製品情報や種類、モデルごとの特徴をレビューしました。
格安ゲーミングチェアの中でもよりリーズナブルな1万円~2万円台の価格帯にありながら、どのモデルも充実した機能を搭載しています。
お手頃価格のゲーミングチェアに、ゲームプレイや在宅ワークを快適にする機能がほとんど揃っていると言っても過言ではありません。
価格が安いだけでなくコストパフォーマンスも重視したい方には、タンスのゲンのゲーミングチェアがおすすめです。
ただし、ゲーミングチェアの各パーツは、中国の工場で大量生産されているものが使用されています。そのため、パーツの初期不良や不足が発生する可能性があります。
カスタマーサポートは日本人スタッフによる対応ですので、万が一、不具合があった場合はすぐに相談しましょう。