『DXRACER MASTER』は、ゲーミングチェアの機能を受け継ぎつつ、書斎や仕事部屋に溶け込むようにデザインされたワークチェアです。高品質な人工皮革を用いることで、天然皮革に近い質感かつ耐久性が向上。ヘッドレストとランバーサポートはチェアに一体型であり、外観を損なわずに、ゲーミングチェアの機能を維持しています。カスタマイズで機能追加も可能です。
- フル装備のワークチェア
ゲーミングチェア上位機種の機能を搭載 - 仕事部屋に合うデザイン
書斎にも溶け込むスタイリッシュさ - 天然レザーに近い質感と耐久性
従来のPUレザーとは異なる人工皮革 - 4Dアームレストで疲労軽減
好みの位置に肘置きを調整可能
- ヘッドレストとランバーサポートが物足りない
従来のゲーミングチェアより高さが若干低い - 値段が高級な価格帯(約7万円)
DXRACERの中では最高額の価格設定
2021年11月にDXRACERから新製品「DXRACER MASTER」の国内発売が開始されました。
本製品はゲーミングチェアの機能を継承したワークチェアです。

仕事部屋に使えるゲーミングチェアを探していた人にはおすすめだよ。
DXRACERはMASTERシリーズの他にも数多くゲーミングチェアを扱っています。
全シリーズのDXRACERゲーミングチェアの比較はこちらの記事「DXRACERおすすめゲーミングチェア」で解説しているので、参考にしてみてください。

それでは、DXRACER MASTERを解説していきます!
実機レビューを先に読みたい人はこちら「DXRACER MASTERをレビュー」から読んでみてください。
DXRACER MASTER(マスター)とは

DXRACER MASTERは、ゲーミングチェアブランド「DXRACER」から発売された初めてのワークチェアです。
従来のゲーミングチェアというと、仕事部屋には合いにくいデザインでした…

ちょっと派手だよね。

赤や青が差し色として入るデザインが多かったのが、これまでのゲーミングチェアでした。
そのゲーミングチェアの機能と快適さを維持しつつ、仕事環境に合うデザインに仕上げたのが「DXRACER MASTER」です。

ここではDXRACERのワークチェア「DXRACER MASTER」を解説していきます。
DXRACER初のワークチェア
これまでにも在宅ワークやオフィスに合うゲーミングチェアは販売されていました。

AKRacingやnoblechairsだね。

- AKRacing Premium
AKRacingのオフィス向けシリーズ - noblechairs
ドイツ発の渋めなゲーミングチェア
どちらも黒を基調とした高級ゲーミングチェアです。
その一方、DXRACER MASTERはゲーミングチェアの機能を維持しつつ、ヘッドレストやランバーサポートも含めてデザインを変更しています。

よりスタイリッシュに仕事環境に合わせたのが「DXRACER MASTER」シリーズです。
ゲーミングチェアの機能を継承

DXRACER MASTERは従来のゲーミングチェアの機能を維持しつつ、仕事環境に溶け込むスタイリッシュなデザインです。
機能面は高価格帯のゲーミングチェアと同等であり、見た目も機能も高級感たっぷり。

書斎にもピッタリだね。
快適なワークチェアとなっており、長時間座りながら、高い集中力が求められるPCワーカーに向けた製品となっています。
主な3つのポイントを解説していきます。
マイクロファイバーレザー
ゲーミングチェアの多くは、表面素材にPUレザーまたはファブリック(布)を採用しています。
一方、DXRACER MASTERの表面素材はマイクロファイバーレザーです。

生地の土台にマイクロファイバーを使用しており、裏地として確認できます。

これにより、見た目だけでなく、構造的にも天然皮革に近い、丈夫なレザーになっています。
このマイクロファイバーレザーは、分類的には人工皮革です。
人工皮革と合成皮革の違い
似たような言葉ですが…合成皮革と人工皮革は異なります。
合成皮革は布地にポリウレタン樹脂などを塗布しており、安価な製品では合成皮革を使用しています。

人工皮革では立体構造を有するマイクロファイバーに樹脂を染み込ませており、内部構造から天然レザーに近づけています。
そのため、耐久性が高いのが人工皮革の特徴です。

DXRACER MASTERでは、このマイクロファイバーを使用した人工皮革を採用しており、高い耐久性を誇っています。
ヘッドレスト
DXRACER MASTERでは高さを調整可能(8段階)なヘッドレストを採用しています。
内部は弾力があるメモリーフォームであり、後頭部から首をサポートしてくれます。

従来のゲーミングチェアのヘッドレストはクッションを取り付けるタイプです。
しかし、DXRACER MASTERのヘッドレストはチェアとの一体感があり、ワークチェアとして仕事環境にも溶け込むデザイン。

機能とデザインを兼ね備えたヘッドレストであり、在宅勤務のビジネスマンにピッタリです。
ランバーサポート
DXRACER MASTERではビルトインランバーサポート(内蔵型ランバーサポート)を採用しています。

これはスポーツカーシートでも使用されるタイプであり、側面のダイヤルで前後に押し出し幅を調整可能。

腰をサポートすることで、長時間のデスクワークによる疲労も軽減してくれます。
従来のゲーミングチェアではクッションを取り付けるタイプが主流でした。

DXRACER MASTERでは内蔵型ランバーサポートを採用し、スッキリとしたシンプルなデザインとなっています。
カスタマイズによる拡張性
DXRACER MASTERは追加パーツによるカスタマイズが可能です。

色んなパーツがあるんだね。

- フットレスト
チェアに収納可能なフットレスト - カップホルダー
飲み物を置けるホルダー - アームホルダー
ノートPCを設置できるホルダー
海外ではすでに販売中であり、日本国内でも今後販売予定です。
カスタムパーツで自分好みに機能を拡張できるのは嬉しいですね。
DXRACER MASTERの種類と仕様
DXRACER MASTERは3種類のカラー展開です。
どのカラーも渋い色合いで仕事部屋にはピッタリ。

DXRACER MASTERの機能は高価格帯のゲーミングチェアと同等であり、ハイパフォーマンスな製品となっています。

DXRACERの中でも最上級シリーズだよ。
MA-1200 | |
---|---|
カラー | ブラック、ブラウン、マルーン |
素材 | マイクロファイバーレザー |
リクライニング | 135度 |
肘置き | 4Dアームレスト |
座面 | 15度沈み込み+角度固定(チルトロック)機能 |
5本脚ベース | アルミ合金製 |
サイズ(幅×奥行×高さ) | 73cm×73cm×127~134cm |
耐荷重量 | 約120kg |
推奨身長 | 170cm〜190cm |
DXRACER MASTERをレビュー

ここではDXRACER MASTERのブラック(MA-1200BK)をレビューしていきます。
ゲーミングチェアを世界で初めて発売したDXRACERが手掛けるワークチェアには期待感が高いですよね。
その一方で、デメリットもあるので、DXRACER MASTERを徹底解説していきます。

読みたい場所からクリックしてね。
在宅ワークにピッタリなデザイン
従来のゲーミングチェアは鮮やかなカラーリングやゴツいパーツが主張しがちでした。
DXRACER MASTERはロゴの主張もなく、一色のみで統一されています。

シンプルで落ち着いたデザインだね。

ゲーミングチェアの機能を備えていますが、オンライン会議でビデオに入り込んでしまっても大丈夫。
見た目は完全にワークチェアです。

カラーリングだけでなく、デザインから仕事向けに特化したゲーミングチェアはDXRACER MASTERだけです。
充実した機能
DXRACER MASTERには充実したゲーミングチェアの機能が盛り込まれています。
というか、見た目はワークチェア、昨日はゲーミングチェアです。
ランバーサポート
DXRACER MASTERのランバーサポートは内蔵型です。
そのため、腰のサポートを押し出すには側面にあるダイヤルで調整します。

このような内蔵型ランバーサポートの場合、一般的なクッションタイプとは異なり、位置の高さを調整できません。
前後への押し出し幅をダイヤルで調整することになります。
4Dアームレスト
肘置きは上位モデルに採用される4Dアームレスト。

上下、左右、前後、水平スライドといった4種類の動きが可能です。
リクライニング
DXRACER製品の多くはリクライニングが135度です。
座面チルト機能(沈み込み)も含めると最大150度までリクライニングが可能です。

追加パーツでフットレストを付ければ、リラックスした体勢で休むことができます。
欠点はヘッドレスト?
仕事部屋にも馴染むスタイリッシュなデザインの一つでもあるヘッドレスト。
ワークチェアとして椅子を探していた人には十分かもしれません。

しかし、ゲーミングチェアに慣れていると、ふかっと柔らかいヘッドレストが欲しくなります。

スタイリッシュさを求めた結果、もともとのゲーミングチェアの快適さの一部を失ってしまった印象があります。
ランバーサポートに関しても、従来のクッションタイプのほうが押し出し具合が強く、腰の負担を軽減できます。

もし従来のようなゲーミングチェアで仕事部屋に合うタイプを探している場合は、こちらの記事も参考にどうぞ。

DXRACER MASTERの組み立て
ここではDXRACER MASTERの組み立てと注意点を解説していきます。
一般的にゲーミングチェアの梱包はとにかく大きいです。
重さも約30kgあるので、注意しましょう。

宅配便のお兄さんに玄関まで運んでもらおう。

DXRACER MASTERも他のゲーミングチェアと同様なパーツを採用しており、重さは通常通りです。

パーツ構成も通常のゲーミングチェアと同じです。

- 背もたれ(ランバーサポート内蔵)
- 座面(肘置き付き)
- ヘッドレスト
- 油圧式シリンダー・5本脚ベース
- 固定台(チルト機構)
- キャスター及び工具・ネジ等
アームレストは座面に取り付けられた状態で梱包されています。
座面や背もたれなどが重量がありますが、組み立て自体は難しくありません。
説明書に従って組み立てていきましょう。
【本サイト限定】割引クーポンを紹介

本サイト限定でDXRACERクーポンを発行して頂いています。
DXRACER公式オンラインストアの全商品が対象!お得に買い物できますよ。

ぜひクーポンを使ってみてね。
\全商品にクーポンが使えるよ!/
gamingchairgeek
- 販売価格から5%割引!
50,000円の商品なら2,500円引き! - 公式ストアの全商品が対象!
- セール商品にも適用可能!
クーポンコードをDXRACER公式ストアで入力するだけ!以下のCopyボタンを押すと簡単にコピペできます。
gamingchairgeek

DXRACER MASTERレビューのまとめ

本記事ではDXRACER MASTER(マスター)を徹底解説しました。
日本では2021年11月12日に発売が開始され、在宅ワークでゲーミングチェアの機能を求めていた人にはピッタリの製品です。

シンプルかつ落ち着いたデザインだね!
ヘッドレストとランバーサポートがデザインの邪魔をせず、スタイリシュさを感じる製品です。
その一方、ヘッドレストとランバーサポートが若干弱いですが、デザイン性を求めた結果であると解釈しましょう。
もし腰痛対策を気にする場合には、追加でクッションや他のゲーミングチェアのランバーサポートを使うのもアリです。
購入するときはDXRACERオンラインストアで当サイト限定DXRACERクーポンを使ってください!

近年はDXRACER Airなどの新シリーズも登場しています。
DXRACERでぜひお得に買い物してみてください。




『DXRACER MASTER』は、ゲーミングチェアの機能を受け継ぎつつ、書斎や仕事部屋に溶け込むようにデザインされたワークチェアです。高品質な人工皮革を用いることで、天然皮革に近い質感かつ耐久性が向上。ヘッドレストとランバーサポートはチェアに一体型であり、外観を損なわずに、ゲーミングチェアの機能を維持しています。