本記事ではゲーミングチェアの寿命を解説します!
ゲーミングチェアは最近登場したため、ネット上を探しても寿命や劣化に関する情報が少ないですよね。
そんな中で自分はゲーミングチェアを…
3年間使いました。

写真付きで経年劣化を紹介するよ!
劣化しやすいパーツを中心に写真付きで解説していきます。
本記事を読んでみて、ゲーミングチェアの寿命を考えるときの参考にしてみてください。
ゲーミングチェアの寿命
ゲーミングチェアの寿命は3年〜5年と考えると良いでしょう。
ただ、環境や使い方次第ではもっと長く使えることもあります。

僕もAKRacingを3年以上使ってるよ!

3年間使った場合の摩耗具合を知りたい方は「寿命?3年間使ったAKRacingレビュー」から読んでみてください。
表面素材の劣化・寿命
ゲーミングチェアの素材は主にPUレザーとファブリックの2つに分けられます。
- PUレザー(ポリウレタン製)
- ファブリック(布製)
どちらにもデメリットがあるので解説します。
PUレザーの寿命
PUレザーの寿命は一般的に3〜5年とされています。
ただ、使用頻度や環境により異なります。
実際に劣化すると、ボロボロと表面が剥がれたり、ヒビ割れます。
これはPUレザーの素材のポリウレタンが加水分解するために引き起こされます。
このゲーミングチェアの場合には3年間でここまで劣化したそうです。

これは寿命をとっくに超えてるね。
このゲーミングチェアの場合はPUレザーの品質が悪かったと個人的に感じます。
ファブリックの寿命
ファブリック製の場合はPUレザーのように革が剥がれたり、ヒビ割れることはありません。

ただ、布なので水分に弱く、コーラや牛乳をこぼすと内側まで染み込みます。
夏場にハーフパンツで座ると、その汗も吸い取ってしまいます。

メーカーによってはポリエステルを含む素材により撥水性を高めた製品もあります。
メッシュの寿命
メッシュ製もファブリックと同様です。
メッシュの最大の特徴は通気性の良さですが、その一方で網目構造にホコリが入り込むと取り出すのが困難です。
この状態を寿命と呼ぶかどうかは人それぞれですが、汚れやすいという点はデメリットです。
クッション性の低下
ゲーミングチェアは座ったときにクッション性を保ちながら沈み込み、体圧を分散してくれます。

だから疲れにくいんだね。
ただ、、長い間使用していると、その人の座り癖や座る位置が決まってきます。
同じ位置に負荷が掛かり続けるとクッション性が低下します。
つまり、クッションがへたってくるわけです。

これは内側にあるウレタンフォームが劣化するためです。
最もへたりやすいのは座面ですが、ゲーミングチェアの場合はランバーサポートも劣化しやすいです。

ハリがなくなったゲーミングチェアはクッション性がなく、座り心地が悪くなります。
自分も3年程度使ったらへたりを感じるようになりました。
パーツの破損や汚れ
ゲーミングチェアは構造的にも丈夫なので、大胆に壊れた事例は少ないと感じています。
ただ、使っているうちにグラつきや軋みが出てきます。

ネジの緩みなら対応可能ですが、パーツの摩耗の場合には直せません。
また、長年使い続けていると、ゲーミングチェアの座面が勝手に下がることがあり、これはガスシリンダーの劣化のためです。
各ブランドから交換用ガスシリンダーが販売されているので、買い換えましょう。

買い替えのタイミング
TwitterでGTRACINGからnoblechairsへ買い替えた方にコメントを頂きました。
クッション性の低下と軋みが原因で買い替えたそうです。
かなりしっかりしていますね。
硬めが好きなのでそこも気に入ってます。GTracingは座面のウレタンがすぐにヘタって中にある板の硬さが出てくる。
グラつきがあり、大きくリクライニングする時少し不安になる。
それから軋み音がかなり気になりました。— teteteraria (@teteteraria_) December 30, 2020
ここまでに挙げた複数の要因が絡むことで、ゲーミングチェアの寿命に繋がると考えると良いでしょう。
寿命?3年間使ったAKRacingレビュー
ここでは自分が実際に購入したAKRacing Nitroの経年劣化をレビューします。

最近は1日12時間以上も座っていたよ。
結論から言うと…
3年間使っても全然大丈夫!

経年劣化を感じる部分もありますが、まだ寿命は長そうです。
気になる劣化しやすい部分を見ていきます。
PUレザーの状態
AKRacing NitroはPUレザー製です。
PUレザーの寿命は3年〜5年と言われますが、自分の場合は3年を経過しても問題なく使えています。

PUレザーはメーカーにより厚みと品質が異なっており、AKRacingは品質が高いと感じています。
また、AKRacingはそのレザーの縫い方や継ぎ目も丁寧です。

異なる生地同士の継ぎ目では生地を重ねています。

負荷が掛かる部分も生地を重ねており、これが耐久性にも効いていると考えられます。

AKRacingの値段は4万円以上ですが、それ相応のモノ作りです。
PUレザーの品質の違い
特に厚みがあって丈夫なレザーで定評があるブランドがドイツのnoblechairsです。


実際にnoblechairsと格安ゲーミングチェア(GTRACING)を比較すると、レザーの質感や作りの違いをこの距離でも感じます。
定番ブランドのAKRacingやDXRACERも比較的丈夫なレザーであると感じています。
クッション性の状態
クッション性の低下は座面とランバーサポートで現れやすいんです。
実際に3年間も使うと、座面で常に体重がかかる部分は少し凹んでいます。

ただ、それでも体圧を分散してくれる状態であり、まだ使えそうです。
ランバーサポートはゲーミングチェアの中でも最重要パーツであると自分は感じています。

このランバーサポートが背中を支えており、腰痛対策にもなっています。
そのため、背骨がゴリゴリと当たるランバーサポートは中身のウレタンが劣化しやすいんです。

地味に負荷が掛かるパーツだね。
写真だと分かりづらいですが、周辺に比べて中央部はクッション性が低下しています。

また、機能面では全く問題ありませんが、座り方の癖や経年劣化によりシワができています。

シワも負荷が掛かりやすい座面とランバーサポートにあります。

ゲーミングチェアを長く使っている場合、座面とランバーサポートの経年劣化は避けられません。
ただ、定番ブランドに代表される高品質なゲーミングチェアを買うことで長く使うことができます。
金属パーツの状態
ゲーミングチェアの脚やアームレストは金属パーツで構成されています。
これらのパーツの緩みや劣化が原因でグラつきと軋みが引き起こされます。

グラつきと軋みは寿命の原因とは言えないかもしれませんが、気になりますよね。

気になることがストレスだよね。
AKRacingのゲーミングチェアは3年間使っていて何度かグラつきましたが、ネジを締め直せば問題なく使えました。

パーツの耐久性や品質に関しては販売実績があるブランドのほうが安心感がありますね。
ゲーミングチェアの処分方法
ゲーミングチェアを処分する場合は粗大ごみとして捨てましょう。
解体方法を写真付きで解説しているので、これから処分する人は参考にどうぞ。

ゲーミングチェアの寿命と劣化 まとめ
本記事ではゲーミングチェアの寿命について解説しました。
機能面ではコスパの高いゲーミングチェアであったとしても、長く使うことを考えると耐久性や品質が重要になります。

AKRacingやDXRacerなどの定番ブランドだと安心だね。

自分はAKRacingを3年間使っており、品質が良いゲーミングチェアなら3年以上は全く問題なく使い続けられると感じています。
予算を考慮しつつ、機能と耐久性も踏まえて自分にピッタリなゲーミングチェアを探してみてください。
他にもゲーミングチェアに関連する記事があるので参考にどうぞ。
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