本記事では高級ゲーミングチェアの格付けランキングを紹介します!
最高で1台350万円のゲーミングチェアもあるので、ぜひ読んでみてください。

定番のAKRacingやDXRacerだけじゃないよ!

最近は格安の中国ブランドが無数に乱立しており、ゲーミングチェアを探しにくいですよね。
本記事では、ゲーミングチェアおたくがブランド別の高級モデルで格付けランキングにしました。
機能やコスパを踏まえて厳選したおすすめゲーミングチェアを解説した記事もあるので、参考にどうぞ。

本記事では、高級なゲーミングチェアをモデル別に紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
高級ゲーミングチェアと格安品の違い

ゲーミングチェアの有名ブランドでは5万円以上する高級モデルを展開しています。
これらの高級ゲーミングチェアの共通する特徴はデザインと機能の高さ。
さらに、ブランドのコンセプトを製品で表現している点です。

どの製品もカッコイイね!

- ブランドの独自性
ブランドのコンセプトを表現 - デザインの良さ
素材からこだわったデザイン - 機能の高さ
座り心地を追求した機能
ここでは高級ゲーミングチェアの特徴をそれぞれ解説していきます。
高級ブランドの独自性
ゲーミングチェアはコスパの良さからテレワーク需要で人気が爆発し、同時に格安な中国ブランドが参入しました。
その結果、安くて均質化した製品が増え、ゲーミングチェアの製品群全体が陳腐化しました。

チープな製品が増えたよね…

一方、本記事で高級ゲーミングチェアとして紹介する製品はブランドコンセプトが明確であり、独自性の高い製品となっています。
ここではブランドの独自性の例を3つ紹介します。
Secretlabの独自性
Secretlabはプロゲーマーが立ち上げたブランドであり、とにかく高機能かつデザイン性の高い製品を追求しています。

機能面ではマグネット式のヘッドレストや内蔵型ランバーサポートを他ブランドに先駆けて取り入れました。
また、主力モデルの一つにステルスがあり、これはSecretlabが海外で爆発的人気となったキッカケのモデル。
ブラック×ゴールド×レッドの3色はSecretlabを代表するカラーとなりました。

毎年のようにモデルチェンジしますが、必ずステルスは展開しており、ブランドコンセプトを表現するモデルとなっています。
Secretlabはこちら「5位 Secretlab Titan」で解説していきます。
DXRACERの独自性
DXRACERは世界で初めてゲーミングチェアを発売したブランド。
現在のゲーミングチェアの原型を作ってきたブランドと言えます。

しかし、多くの中国ブランドに模倣され、その機能やデザインを真似したチープな格安ゲーミングチェアが増えました。
その一方で、老舗ブランドであるDXRACERは新たな独自の切り口で新ジャンルを切り開き、ワークチェアシリーズのMasterとフルメッシュ製のAirという新シリーズを展開しています。

世界初のゲーミングチェアブランドとして、新しいジャンルを切り開くブランドコンセプトは今も健在です。
DXRACERは「7位 DXRACER MASTER」と「9位 DXRACER Air」で解説していきます。
Razerの独自性
Razerはコアなファンが多いゲーミングデバイスブランド。
そのブランドカラーがグリーンであることは有名ですよね。

機能面も充実しており、なによりもデザインはRazerらしさを表現しています。
ブランドコンセプトが明確であり、ゲーミングチェアの表面素材はヘビ皮のような模様となっています。

Razer好きがゲーム部屋をゲーミングチェアも含めてRazerブランドで統一できるのは嬉しいですね。
Razerはこちら「4位 Razer Iskur」で解説していきます。
高級品の機能はここが違う
まず、標準的なゲーミングチェアは以下の機能を備えています

格安製品でも備えている機能だね。

一方、高級ゲーミングチェアの場合、ほとんどの製品で標準機能に加えて機能が追加されています。
特にSecretlab TitanとAndaseat Kaiserは共通して以下の追加機能を有しています。

- マグネット式ヘッドレスト
ヘッドレストをシームレスに位置調整可能 - ヘッドレストに冷却フォーム内蔵
夏場もヘッドレストがひんやり涼しい - 内蔵型ランバーサポート
内蔵型で見た目がスタイリッシュ - 4Dアームレスト
前後、左右、上下、回転の調整可能
高級ゲーミングチェアでは各ブランドが座り心地を追求し、独自の機能で違いを出しています。
もし標準機能のみでコスパを重視する人にはこちらの記事「安いのにコスパ最強のゲーミングチェア」も参考にどうぞ。

高級品はデザインが魅力
高級ゲーミングチェアは、そのブランドコンセプトを表現したデザイン性の高い製品が多いです。
格安ゲーミングチェアのようなコテコテなレーシングシートのデザインではないので、ぜひ好みの製品を探してみてください。
ゲーム部屋ならSecretlabが合いそうですよね。

仕事部屋なら落ち着いたデザインのnoblechairsが合わせやすいかもしれません。

それぞれのデスク環境のテイストに合わせて、高級ゲーミングチェアから選んでみましょう。
高級ゲーミングチェアの格付けランキング

ここからはゲーミングチェアのブランドを価格別に並べた格付けランキングを解説します!
各ブランドの標準的なモデルの値段を目安に順位付けしました。
ただ、1位のAcer Predotorは現実的ではないので、真面目に購入を検討している人は2位のHerman Millerから読んでみてください。
1位 Acer Predator Thronos(350万円)

Predator Thronosは液晶ディスプレイやゲーミングPCを含むオールインワンの最高級ゲーミングチェアです。
見た目はSF映画に出てくるコクピット。
個人で買う人はいるのでしょうか…

- ゲーミングPC 1台
- ゲーミングモニター 3台
- ゲーミングコクピット 1台
Predator Thronosはサウンドに応じた振動とライトの発光、さらに座席の位置も調節できます。
ゲーミングチェアの概念を超えた最高級のゲーム環境ですね。

ゲーミングモニター3台とヘッドセットが付属しており、大迫力の映像とサウンドでゲームを楽しめますよ。

Predator Thronosはパソコン機器メーカーのAcerの製品であり、2つのモデルがあります。
- Thronos Air
- Thronos

日本でも注文可能
Predator Thronosは日本でもソフマップで注文可能なんです!
受注生産なので完成までに3ヶ月を要します。

ゲームへの情熱と自宅に広大なスペースがあるなら購入も検討してみましょう。
本当に買う人はいるのでしょうか…350万円です!
購入前に秋葉原で試す
Predator Thronosを店舗で試すこともできます!
秋葉原でもゲーミングチェアを豊富に扱うソフマップAKIBA2号館へ行ってみましょう。
\🦖 プレデタースロノス 👑/
— ソフマップeSports Studio AKIBA (@eSportsAKIBA) July 20, 2020
ソフマップAKIBA②号店に展示中😌ソフマップ特価税込3,498,000円✨(ソフマップポイント349,800pt付与)
Acer Predator Thronos詳細はコチラ🔽https://t.co/4YdmDkuNNC
※お一人様1点まで
※納期は受注後3ヵ月ほど pic.twitter.com/9dcMP0Vh71
2位 HermanMiller(20万円)

ハーマンミラーはオフィスや自宅向けのモダン家具を扱う高級ブランドです。
アーロンチェアやイームズチェアで有名ですよね。


そのハーマンミラーがロジクールとのコラボでゲーミングチェアを発売しました。
お値段…20万円。

高いんだけど…なんか凄そう!


ハーマンミラーの似たモデルの相場が20万円〜25万円なので、ブランドの価格としては妥当なのかもしれません。
長く使える高機能なハーマンミラーをゲーム向けに進化させた贅沢なゲーミングチェアです。
ゲーミングチェアの原型はレーシングシートです。
しかし、このモデルはハーマンミラーのエンボディチェアを土台にデザインされています。

そのため、デザインと機能は他のゲーミングチェアと一線を画しています。
通常のゲーミングチェアとの違い
このエンボディゲーミングチェアの表面素材は、厚みのあるクッション状のファブリック。
適度な反発があり、カラダに馴染み、肌触りが良いのが特徴です。

特に座面と背面のフォームに冷却素材を使用することで涼しさと快適性を維持しています。
ハーマンミラーの人間工学を駆使した最高級ゲーミングチェアを試してみましょう。

高いけど…ハーマンミラーとしては一般的な価格帯だよ。

3位 Andaseat Kaiser3(9万円)

Andaseatは北米を中心に展開するゲーミングチェアブランド。
日本には2021年に進出しました。

Andaseatは2種類のモデル(PhantomとKaiser)を展開しており、最上位モデルであるKaiser3が約9万円で販売されています。
Kaiser3の特徴は内蔵型ランバーサポートやマグネット式ヘッドレストに代表される最高峰の機能。

ゲーミングチェア界でも最高峰の機能だよ。

- リクライニング
ロッキング機能により沈み込みも可能 - ランバーサポート
位置調整可能な内蔵型でスタイリッシュ - ヘッドレスト
マグネット式かつ冷却フォーム採用 - アームレスト
前後、左右、上下、回転の4D調整可能
ちなみに、カラーは9色展開です。
いずれもメインカラーで統一されたデザインであり、渋めの色も多いのが特徴です。

Kaiser3は自動車のバケットシートに近いデザイン。
ゲーム部屋だけでなく、仕事部屋にもピッタリですね。

他ブランドと比較しても機能面は充実しており、最高峰の機能のゲーミングチェアと言えます。
Andaseatは日本では知名度が低いものの、海外では人気ランキングの上位に入る定番ブランドです。

4位 Razer Iskur(8万円)

Razerは米国発祥のゲーミングデバイスのブランドです。
ゲーミングマウスで爆発的にヒットし、現在もマウスやキーボードを中心に展開しています。

そんなRazerが扱うチェアがRazer Iskurです。
ゲーミングチェア業界でRazerが注目されることは少ないですが、ゲーミングデバイスを扱ってきたブランドの実績ある製品です。

Razerのブランドカラーである鮮やかな緑色が印象的ですね。
PC周辺機器をRazerで揃えている人はぜひとも欲しい一品でしょう。

秋葉原のTSUKUMOにはRazer STOREがあるので、Razer好きの人はぜひ訪れてみましょう。

Razer Iskurはゲーミングチェアの機能をフル装備した文句なしの高級モデルです。
ただ、Razer好きが選ぶ製品であり、ブランドにこだわりがない人にとってはコスパが悪いかもしれません。

値段は高価格帯の8万円だよ。
5位 Secretlab Titan(7万5千円)

Secretlab Titanはシンガポール発祥のゲーミングチェアブランド「Secretlab」の最新モデルです。

海外では人気トップのブランドだね。

従来のレーシングシートを模倣したモデルとは異なり、独自のデザインセンスで高級感が溢れる製品に仕上がっています。

海外では以前から人気が高く、日本でも2020年から発売が開始されました。
今後、日本でも人気が高くなることは間違いないです。
Secretlab Titanは3種類のサイズを展開しており、自分の体型に合わせて選べます。

また、PUレザーだけでなく、ファブリック製のモデルもあります。
ファブリック製モデルはカラーも鮮やかであり、Secretlabのセンスが光る色合いですね。

いずれも高級感があり、ゲーム部屋だけでなく仕事部屋にも使える落ち着いたデザイン。
定番のレーシングシートとは異なるデザインを選びたい人にはおすすめのブランドです!
価格はサイズやデザインにより異なりますが、約7万5千円です。
6位 AKRacing Premium(7万円)

ここで登場したのが定番ブランドのAKRacingのゲーミングチェア。
日本国内で人気トップを誇るゲーミングチェアブランドです。

AKRacingは様々なモデルを扱っていますが、その最上位モデルがAKRacing Premium。
AKRacingのゲーマー向け最上位モデルのPro-X V2と比較すると、Premiumは仕事部屋やオフィスにピッタリな落ち着いたデザインです。

AKRacingの他モデルとの機能面の違いは以下の2点です。
- チルト機能
沈み込んだ後傾姿勢で固定できる - ストッパー付きキャスター
キャスターの動きを固定できる
機能面ではわずかな違いですが、デザインは黒に統一されており、仕事部屋にピッタリですね。

AKRacingはどのシリーズも機能が高水準であり、その中でも最上位モデルのPreimumは高機能を誇っています。
価格は約7万円です。

7位 DXRACER MASTER(7万円)

DXRACER MASTERは、ゲーミングチェアブランド「DXRACER」から発売された初めてのワークチェアです。
従来のゲーミングチェアというと、仕事部屋には合いにくいデザインでした…

その一方、DXRACER MASTERはゲーミングチェアの機能を維持しつつ、ヘッドレストやランバーサポートも含めてデザインをスタイリッシュに変更しています。

仕事に使いやすいデザインだね。

DXRACER MASTERの機能面の特徴としては、ヘッドレストが本体に一体型であり、ランバーサポートが内蔵型です。

他にもアームレストは4Dに調整でき(上下、左右、前後、水平)、他ブランドと同等の機能ながらオフィスにもピッタリなデザインが特徴です。
価格は約7万円です。

8位 noblechairs HERO(7万円)

noblechairsはドイツ発祥の質実剛健と呼ぶにふさわしいゲーミングチェア。
実績ある米国や低価格な中国のブランドが多い中で、数少ないヨーロッパのブランドです。

ドイツと言えば、自動車産業に代表されるように精巧なモノ作りで知られる国です。
noblechairsも同様であり、表面のレザーは他ブランドよりも厚みがある素材を使用しており、細部にこだわりを感じます。

黒に統一された独自のデザインは重厚感があり、細部のメタルパーツは高級感もあります。
noblechairsの主力モデルは3種類(EPIC/HERO/ICON)。

どれも重厚感ある渋いデザインだね。

HEROがゆったりめのラージサイズのモデルであり、価格は約7万円。
デザイン性が高いEPICとICONの価格は約6万5千円です。
noblechairsの特徴は他のゲーミングチェアよりも硬さがある座面であり、自動車のシートに近い座り心地です。

ゲーミングチェアではありますが、オフィスや書斎にもピッタリな製品ですよ。
価格はHEROが約7万円、EPICとICONは約6万5千円です。

9位 DXRACER Air(6万円)

DXRACER Airはフルメッシュ製で通気性抜群のゲーミングチェア。
ゲーミングチェアは厚みがある座面と背もたれで座り心地の良さが特徴ですが、一方で通気性の悪さが欠点でした。
その欠点を克服し、通気性を求めた製品がDXRACER Airです。

夏場の蒸れが気になる人にピッタリだね。

DXRACERは世界で初めてゲーミングチェアを販売したブランドであり、近年はMASTERやAirといった独自性の高いシリーズを展開しています。
DARACER Airの価格は約6万円です。

高級ゲーミングチェアのランキングまとめ
本記事では、高級ゲーミングチェアをブランド別にランキング形式で紹介しました。
高級ゲーミングチェアほどブランドの個性が打ち出されていて、どの製品も面白いですよね。

5万円〜8万円が現実的な値段だね。

長く使うイスだからこそ、良い製品を購入したいですよね。
実際に自分もゲーミングチェアを3年間以上も使っています。
本記事を参考にぜひ満足できるゲーミングチェアを探してみてください!
他にもゲーミングチェアに関連する記事があるので参考にどうぞ。


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