『RECARO(レカロ)』は、高級な自動車シートで有名なドイツ企業。そのレカロがゲーミングチェアも手掛けており、海外ではRECARO Gamingから複数モデルが発売されています。しかし、日本では未発売。海外で販売中の製品を中心に、レカロ好きに勧めたいゲーミングチェアも紹介します。
- レカロ好きも納得の製品
- デザインが秀逸
- 5Dアームレストの採用
- 日本で未発売
- 価格が高い(標準が約10万円)
- ヘッドレストが別売り
結論から言うと、レカロのゲーミングチェアは日本で未発売です。
海外ではRECARO Gamingがレカロ独自のゲーミングチェアとして開発・販売していますが、日本では流通していません。

日本での販売にも期待したいね。
そのレカロのゲーミングチェアはどんな製品なのか、レカロ好きも満足できるゲーミングチェアは他にないのか、解説していきます。
日本で購入可能なレカロ好きにピッタリなゲーミングチェアを知りたい人は「レカロ好きに勧めたいゲーミングチェア」から読んでみて下さい。
RECARO(レカロ)とは

RECARO(レカロ)は自動車用シートで有名なドイツ企業です。
自動車用シートだけでなく、スタジアムのベンチシートやオフィスチェア、さらにはゲーミングチェアも製造。

レカロは様々な分野に積極的に進出しており、クルマ好き以外にも憧れのシートブランドになっています。
レカロの自動車用シート
レカロで最も有名な製品は自動車用シートです。
実際にオートバックスに行くと、レカロの自動車用シートを見ることができますよ。

レカロのシートはアウディやフェラーリの高級スポーツモデル、日本車では日産のGT-Rやスバルのインプレッサなどのスポーツ走行を意識したモデルに多くみられます。
多様な分野に進出したレカロシート
レカロのシートは自動車に限らず、航空機やスタジアムシートにも使われています。
レアルマドリードやマンチェスター・ユナイテッドなどの欧州のビッグクラブは、ベンチシートにレカロを採用。

日本ではベガルタ仙台やコンサドーレ札幌などがレカロを採用し、航空機の分野ではJALのクラスJがレカロシートです。

さらに、新幹線版ファーストクラスと呼ばれるグランクラスのシートもレカロが手掛けています。

オフィスチェア(24H Chair)
レカロはオフィスチェアやゲーミングチェアも製造しています。
ゲーミングチェアは国内未発売ですが、オフィスチェアの「24H Chair」は日本で購入できます。

ただ…値段が高く、さすが高級シートメーカーのオフィスチェアです。

ちょっと手を出しにくい。
一方、レカロのゲーミングチェア(国内未発売)なら10万円未満のモデルもあります。
日本未発売ですが、レカロのゲーミングチェアを解説していきます。
レカロのゲーミングチェア
ゲーミングチェアを扱うRECARO Gamingは2016年に立ち上げられ、ゲーミングチェアの試作品を2018年に発表しました。
その後、Exoシリーズを中心に複数モデルを展開。
レカロのシートとしては低価格な範囲(6万円〜10万円)で販売しています。

レカロのゲーミングチェアを紹介していくよ。
RECARO Exo
レカロのゲーミングチェアの標準モデルがExoです。
ゲーミングチェアは大手ブランドでも基本は中国製ですが、レカロはドイツ製。

ゲーミングチェアですが、レカロらしいデザインを感じます。
カラーも複数あります。

ランバーサポートは内蔵型であり、ヘッドレストも別売りなので、よりシンプルに見えます。
自動車シートと同様に、他ブランドとは一線を画すレカロらしいゲーミングチェア。
値段は約10万円です。
RECARO Exo FX
Exo FXはExoに以下の2つの機能を追加したモデルです。
- 5Dアームレスト
Exoでは4Dアームレスト - アルミニウム製5本脚ベース
Exoではプラスチック製
見た目では全く違いが分かりませんが、外観としては5本脚ベースがアルミニウム製になっています。

アームレストの4Dと5Dの違いですが、5Dになるとアームレストが360度クルクル回ります。
実際に見たほうが分かりやすいので、ぜひ公式サイト(The 4D and 5D armrests)で動画を見てみてください!
Exo FXの値段は約12万円です。
RECARO Exo Platinum
Exo PlatinumはExo FXのデザイン性を改良しており、機能面では大きな違いはありません。

主なデザインの違いは以下のとおりです。
- ファブリック製の部分に明るい配色
Exo FXでは黒がメインカラー - 背面や座面の外側がオフホワイト
Exo FXでは黒で統一
Exo FXとExo Platinumの 機能に大差ありませんが、色の配色は大きく変更されています。

Exo Platinumの値段は約15万円です。
RECARO Rae
Exoシリーズとは異なり、RECARO Raeは値段が安い廉価版シリーズです。
廉価版(約7万円)とはいえ、レカロの高機能かつデザイン性を実現したゲーミングチェアです。

レカロの Exo上位モデルはアルミニウム製のパーツを使っていますが、Raeは基本的にプラスチック樹脂製です。
また、Raeは4Dアームレストです。
そうは言っても、他の一般的なゲーミングチェアのブランドに比べたら、はるかに高機能かつオシャレです。
レカロ好きに勧めたいゲーミングチェア

日本でレカロのゲーミングチェアを購入することはできません。
オフィスチェアのRECARO 24H Chairなら購入できますが、レザーは約28万円と高い。
そこで、レカロが欲しい人にピッタリな製品をゲーミングチェアおたくが解説していきます。
同じくドイツのnoblechairs
ゲーミングチェアは米国や中国のブランドが多いですが、レカロと同じくドイツ製ブランドがあります。
それがnoblechairsです。
ドイツ発祥ということで、メルセデス・ベンツともコラボレーションしています。

他のゲーミングチェアに比べると、やや硬めな重厚感あるゲーミングチェア。
内側に高密度なウレタンを充填しています。

レカロ好きな人には、ぜひおすすめしたいゲーミングチェアです。
ドイツブランドかつ渋いデザインという点から、レカロ好きな人には気に入ってもらえるはず。

デザインは複数あり、自動車用シートを彷彿とさせるモデルもあります。

実際に私が使っているモデルはnoblechairsのICONです。
品質も良いブランドなので、ぜひレビュー記事も読んでみてください。

重厚感あるSecretlab
レカロ好きに推薦したい2つ目のゲーミングチェアは、シンガポール発祥のSecretlab。
Secretlabの特徴は本格派かつ重厚感という点です。
共同創業者がプロゲーマーであり、長時間プレイするプロゲーマーの意見を製品開発に反映させています。

日本では2020年から進出し、知名度が低いですが、欧米では人気トップのブランド。
価格は約6万円でゲーミングチェアとしては高価格帯ですが、その品質は確かです。

そして、Secretlabの特徴は自動車シートにも負けない重厚感。
一般的なゲーミングチェアの重さは約20kg台ですが、Secretlabは約30kg台です。
この重量が座り心地の安定感に繋がっています。

様々なゲーミングチェアに座った経験がありますが、Secretlabに関してはグラつきや揺れが一切ない。
腰痛対策に大きめなランバーサポートや冷却ジェルを内蔵したヘッドレストなど、使用者の視点に立った機能も特徴です。
私が使った経験があるのはSecretlab Omegaであり、座ったときには感動しました。
レビュー記事もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

レーシングタイプならAKRacing/DXRACER
レーシングシートタイプなら、AKRacingやDXRACERもおすすめです。
むしろ、ゲーミングチェアの正統派ブランドがこの2つ。

ゲーミングチェアらしいデザインの製品を扱っています。
Amazonでは格安な類似品も多く出ていますが、品質や耐久性を考えるなら、AKRacingとDXRACERの老舗ブランドから選ぶのが無難です。
レカロのゲーミングチェア まとめ
本記事ではレカロのゲーミングチェアを解説しました!
レカロにもゲーミングチェアがあり、RACARO Gamingから販売されています。
しかし、日本では未発売。

レカロ好きにおすすめしたブランドもあるよ。
レカロのゲーミングチェアは日本で買えませんが、レカロ好きにおすすめしたいブランドがあります。
レカロと同じドイツ発祥のnoblechairs、自動車シートにも負けない重厚感のSecretlabなど、様々なブランドがあります。
本ブログでぜひ自分好みのゲーミングチェアを探してみてください。

