サンワダイレクトは、コンピュータ・パソコンサプライ製品メーカー「サンワサプライ株式会社」が販売する、格安ゲーミングチェアのブランドです。
低価格であることはもちろん、オフィスに置いても違和感のないシンプルなデザインから、LED内蔵の「光る」個性派チェア、さらにはゲーミング座椅子まで幅広いラインナップが魅力です。
本記事ではサンワダイレクトのゲーミングチェアについて解説していきます。
サンワダイレクトとは?どんな会社・ブランド?

サンワダイレクトは、岡山県岡山市に本社を置くコンピュータ・パソコンサプライ製品メーカー「サンワサプライ株式会社」の直営通販サイトです。
サンワサプライ株式会社は昭和29年設立の老舗で、各種コンピュータサプライ商品の企画・製造・販売、およびパソコン・周辺機器を取り扱っています。
ゲーミングチェアについては、サンワサプライ直営通販サイトである「サンワダイレクト」がブランド名です。
サンワダイレクトのゲーミングチェアは、サンワダイレクト本店やAmazonなどの通販サイト、大手家電量販店の店頭で販売されています。
コンピューター・パソコンサプライ製品の老舗が手掛けたゲーミングチェアとあって、コスパの高さに定評があり、ユーザーの評価も上々のようです。
サンワダイレクトのゲーミングチェアの特徴と種類

ここでは、サンワダイレクトのゲーミングチェアの特徴と、現行モデルについて解説します。
サンワダイレクトの特徴
他社製品と比較したサンワダイレクトのゲーミングチェアの特徴は、以下のとおりです。
- 日本の老舗メーカーが取り扱う商品という安心感
- 格安モデルから個性派モデルまでラインナップが豊富
- 1万円~3万円台で購入しやすい価格設定
サンワダイレクトのゲーミングチェアは生産国こそ中国ですが、日本の老舗メーカー「サンワサプライ」の取り扱い商品です。
そのため、中国メーカーから発売されている同価格帯の格安ゲーミングチェアよりも安心感があります。
実際に製品の取扱説明書やカスタマーサポートはすべて日本語対応ですので、品質はもちろんサービス面でも安心です。
さらに、格安モデルから個性派モデルまで実に16のラインナップがあり、いずれも1万円~3万円台で購入しやすい価格設定となっています。
国内メーカー取り扱い商品という安心感に加え、3万円以下という高コスパも両立している製品は、他社ではなかなか見当たりません。
「コスパ重視でゲーミングチェアを探している」「中国ブランドの製品はなるべく避けたい」といった方には、サンワダイレクトのゲーミングチェアをおすすめします。
サンワダイレクトの仕様
先述したように、サンワダイレクトのゲーミングチェアは16のラインナップがあり、以下の4つのモデルに分類されます。
- 格安モデル
- 標準モデル
- オットマン付きモデル
- 座椅子モデル
ここでは、標準モデルとオットマン付きモデルに共通する仕様を以下の表にまとめます。
表面素材 | PUレザー PVCレザー |
耐荷重 | 80~150kg |
座面高さ調整 | 約48.5cm~54cm |
リクライニング角度 | 最大150度~180度 一部搭載なし |
ヘッドレスト | 一部搭載なし |
アームレスト | 全モデルに標準搭載 |
ランバーサポート | 一部搭載なし |
オットマン | 一部搭載なし |
サンワダイレクトのゲーミングチェアを解説
サンワダイレクトのゲーミングチェア(座椅子モデルを除く)各モデルの概要、品番、価格をまとめると以下の表のとおりです。
モデル | 格安モデル | 標準モデル | オットマン付きモデル |
---|---|---|---|
概要 | リクライニングなし オットマン搭載なし | 一部リクライニングなし オットマン搭載なし | フル装備 |
品番 | 150-SNCL005 150-SNCL020 | 150-SNCL016 150-SNCL017 150-SNCL021 150-SNCL022 SNC-L18GY SNC-L20GY | 150-SNCL003 150-SNCL012 150-SNCL014 |
価格 | 約1万2千円~1万4千円 | 約1万7千円~3万円 | 約2万円~3万円 |
それぞれのモデルの詳細な特徴、仕様を解説していきます。
シンプル設計の格安モデル(2種類)
リクライニング機能とオットマンが非搭載のシンプルな格安モデルです。
以下の2種類のモデルがあります。
- 150-SNCL005
- 150-SNCL020
各モデルについて詳しく見ていきましょう。
150-SNCL005|バケットシート仕様・ロッキング機能付き

価格 | 約1万2千円 |
カラー | ブラック×レッド |
耐荷重 | 100kg |
背もたれタイプ | ハイバック |
リクライニング | なし |
主な機能・装備 | 固定式アームレスト ロッキング機能 |
固定式アームレスト、ロッキング機能のみのシンプルなゲーミングチェアで、価格も約1万2千円とかなりの格安設定となっています。
シンプルながら、座面には長時間座っても体に負担がかかりにくい工夫が施されています。
150-SNCL020|Web会議やビデオ通話向きのデザイン

価格 | 約1万4千円 |
カラー | ブラック×グレー |
耐荷重 | 80kg |
背もたれタイプ | ハイバック |
リクライニング | なし |
主な機能・装備 | 跳ね上げ式アームレスト ロッキング機能 |
跳ね上げ式アームレスト、ロッキング機能のみのシンプルなゲーミングオフィスチェアです。
ゲーミングチェアの標準仕様であるバケットシートを採用しつつ、モノトーンで目立たないデザインです。
そのため、テレワークのWeb会議やビデオ通話でもスッキリとした印象を与えます。
バリエーションが豊富な標準モデル(6種類)
オットマン非搭載、約2万円前後の価格帯で購入できる標準モデルです。
以下の6種類のモデルがあります。
- 150-SNCL016
- 150-SNCL017
- 150-SNCL021
- 150-SNCL022
- SNC-L18GY
- SNC-L20GY
各モデルについて詳しく見ていきましょう。
150-SNCL016|スタイリッシュなカラーリング・デザインが特徴

価格 | 約1万7千円 |
カラー | ブラック×グレー ブラック×ブルー |
耐荷重 | - |
背もたれタイプ | ハイバック |
リクライニング | 約150度 |
主な機能・装備 | ヘッドレスト 上下調整アームレスト ロッキング機能 ランバーサポート |
ヘッドレスト、アームレスト、ランバーサポート搭載で、約150度までのリクライニング機能も付いたサンワダイレクトの標準モデルです。
さらに、座面には高級ソファにも採用されている高品質のモードルウレタンを使用、長時間の着座でも疲れにくくなっています。
ブルーとグレーの2色があり、ゲーミングチェアの中でもシンプルなカラーリングでスタイリッシュな印象を与えます。
快適なゲームプレイはもちろん、集中したいテレワークにもおすすめの格安ゲーミングチェアです。
150-SNCL017|LED内蔵の「光る」個性派ゲーミングチェア

価格 | 約2万円 |
カラー | ブラック |
耐荷重 | 80kg |
背もたれタイプ | ハイバック |
リクライニング | 約150度 |
主な機能・装備 | ヘッドレスト 上下調整アームレスト ロッキング機能 ランバーサポート LED内蔵 |
150-SNCL017は、背もたれと座面の両サイドにLEDを内蔵、12色の点灯と366通りの点滅が可能な個性派ゲーミングチェアです。
LEDへの電源供給は座面裏側のUSBケーブルにモバイルバッテリーを収納・接続することで可能、点灯・消灯、点灯パターンや明るさなどは付属のリモコンで調整できます。
電源オフにした状態でも、高級感のある黒のレザーがシックな雰囲気を演出してくれるでしょう。
機能面ではヘッドレスト、アームレスト、ランバーサポートの標準装備で、最大150度までのリクライニング、20度のロッキングが可能です。
また、座面には長時間の使用でも疲れにくい高密度・高反発のモールドウレタンフォームが採用されています。
LED内蔵という遊び心に加え、長時間の着座に配慮された充実の機能、さらには約2万円というコスパの高さに注目のモデルです。
150-SNCL021|コンパクトで場所を取らない

価格 | 約1万8千円 |
カラー | ブラック×グレー |
耐荷重 | 80kg |
背もたれタイプ | ミドルバック |
リクライニング | 約150度 |
主な機能・装備 | ヘッドレスト 上下調整アームレスト ロッキング機能 ランバーサポート |
一般的なゲーミングチェアは、背もたれが頭までをカバーするハイバック仕様ですが、150-SNCL021は首元までをカバーするミドルバック仕様です。
ハイバック仕様のゲーミングチェアにありがちな部屋での圧迫感を抑え、狭いスペースにもコンパクトに収められます。
正面から見たときに肩から上がスッキリとした印象になるため、Web会議やビデオ通話の多いテレワーク用に最適です。
また、ブラック×グレーのシンプルなカラーリングは老若男女を問わず、自宅やオフィスでも違和感なく使用できるでしょう。
150-SNCL022|耐荷重150kgのタフネスゲーミングチェア

価格 | 約3万円 |
カラー | ブラック×レッド |
耐荷重 | 150kg |
背もたれタイプ | ハイバック |
リクライニング | 約160度 |
主な機能・装備 | ヘッドレスト 4D調整アームレスト ロッキング機能 ランバーサポート |
150-SNCL022は通常のゲーミングチェアよりも背もたれと座面がワイド仕様となっており、また耐荷重は150kgまでと体格の良い方も座りやすいゲーミングチェアです。
体への負担の少ないバケットシートは、抜群の安定感と快適な座り心地で長時間のゲームプレイやテレワークをサポートします。
最大160度までリクライニングできるので、仕事やゲームで疲れたときにそのまま寝転がることもできます。
SNC-L18GY|機能性とデザイン性を両立したモデル

価格 | 約3万円 |
カラー | ブラック×グレー |
耐荷重 | 80kg |
背もたれタイプ | ハイバック |
リクライニング | 約180度 |
主な機能・装備 | ヘッドレスト 3D調整アームレスト ロッキング機能 ランバーサポート |
SSNC-L18GYはゲーミングチェアならではのバケットシートタイプながら、シックで高級感のあるデザインが特徴です。
ヘッドレスト、アームレスト、ランバーサポートを標準装備、背もたれは最大180度までリクライニングできます。
充実した機能とシンプルな配色で、ゲーミングチェアとしてはもちろん、テレワーク用のオフィスチェアとしても活躍することでしょう。
SNC-L20GY|ゲーミングチェアの機能性を備えたオフィスチェア

価格 | 約2万1千円 |
カラー | ブラック×グレー |
耐荷重 | 80kg |
背もたれタイプ | ミドルバック |
リクライニング | なし |
主な機能・装備 | 跳ね上げ式アームレスト |
SNC-L20GYはシンプルなデザインが特徴のモデルで、ゲーミングチェアの機能性を備えたオフィスチェアといった印象があります。
ヘッドレストやランバーサポートといった装備こそついていませんが、ミドルバック仕様のバケットシート、ウレタンフォームのクッション材で安定した座り心地をサポートします。
「オフィス感覚で使えるゲーミングチェア」や「省スペースで使えるチェア」をお探しの方におすすめです。
ゆったりくつろげるオットマン付きモデル(3種類)
約2万円~3万円前後の価格帯で購入できるオットマン付きモデルは、以下の3種類のモデルがあります。
- 150-SNCL003
- 150-SNCL012
- 150-SNCL014
各モデルについて詳しく見ていきましょう。
150-SNCL003|派手さを抑えたシンプルなデザイン

価格 | 約2万円~3万円 |
カラー | ブラック×レッド ブラック |
耐荷重 | 100kg |
背もたれタイプ | ハイバック |
リクライニング | 約160度 |
主な機能・装備 | ヘッドレスト 連動式アームレスト オットマン |
S150-SNCL012は約2万円の「ブラック×レッド」と、約3万円の「ブラック単色」の2色展開です。
ブラック単色は良い意味でゲーミングチェアらしくない見た目で、オフィスに置いても違和感なくなじむでしょう。
ただし、どちらもゲーミングチェアのマストアイテムとも言えるランバーサポートが付属していません。
腰への負担が気になる方は、別売りのランバーサポートを購入するか、クッションを置いて対策しましょう。
150-SNCL012|フル装備で約2万円の高コスパ

価格 | 約2万円 |
カラー | ブラック×レッド |
耐荷重 | 80kg |
背もたれタイプ | ハイバック |
リクライニング | 約170度 |
主な機能・装備 | ヘッドレスト 連動式アームレスト ランバーサポート オットマン |
S150-SNCL012は、フル装備でなおかつ約2万円という高コスパが魅力です。
アームレストは上下左右の調整こそできませんが、背もたれを倒すと適度な位置に連動して動くため、自然な姿勢でリクライニングができます。
さらに、座面は長時間の着座でも疲れにくい硬めの作りとなっています。
中国メーカーのゲーミングチェアを除き、日本国内のメーカーが取り扱うフル装備で約2万円という低価格のゲーミングチェアはなかなか見当たりません。
「コスパは重視したいけど、中国のメーカーの製品は避けたい」という方におすすめです。
150-SNCL014|夏場でも蒸れにくい布張り

価格 | 約2万5千円 |
カラー | ブラック×レッド |
耐荷重 | 100kg |
背もたれタイプ | ハイバック |
リクライニング | 約160度 |
主な機能・装備 | ヘッドレスト 上下調整アームレスト ランバーサポート オットマン |
150-SNCL014は、フル装備かつ布製の張地で2万5千円という価格設定が特徴のゲーミングチェアです。
布製の張地はPUレザーに比べて夏場の長時間の着座も蒸れにくく、1年を通して快適に使用できます。
ただし、布地はPUレザーよりも汚れやすい材質なので、普段からこまめにお手入れするようにしましょう。
ローテーブルでの作業に最適な座椅子モデル(2種類)
サンワダイレクトのゲーミングチェアで最後に紹介するのは、座椅子モデルです。
座椅子モデルは以下の2種類があります。
- 150-SNCF005
- 150-SNCF006
各モデルについて詳しく見ていきましょう。
150-SNCF005|業界最安水準の低価格ゲーミング座椅子

価格 | 約1万2千円 |
カラー | ブラック×レッド ブラック×グレー |
耐荷重 | 80kg |
背もたれタイプ | ハイバック |
リクライニング | 約180度 |
主な機能・装備 | ヘッドレスト 3D調整アームレスト ランバーサポート |
150-SNCF005は業界最安水準の低コスト・高コスパを実現したゲーミング座椅子です。
ゲーミング座椅子は各社・各ブランドからリリースされていますが、ヘッドレストやランバーサポートといった充実した装備付きで、約1万2千円という低価格は他に例がありません。
したがって、低コストでなおかつ機能が充実しているゲーミング座椅子をお探しの方に150-SNCF005をおすすめします。
なお、カラーは「ブラック×レッド」と「ブラック×グレー」の2色展開です。
150-SNCF006|オットマン付きのゲーミング座椅子

価格 | 約3万円 |
カラー | ブラック×レッド |
耐荷重 | 100kg |
背もたれタイプ | ハイバック |
リクライニング | 約160度 |
主な機能・装備 | ヘッドレスト 連動式アームレスト ランバーサポート オットマン |
150-SNCF006は、ゲーミング座椅子の中でも珍しいオットマン付きです。
床面から座面までの高さは、一般的な座椅子が約20cmであるのに対し、こちらは約36cmです。
一般的な座椅子よりも座面を高くすることで、座りやすく立ちやすい仕様となっています。
サンワダイレクトのゲーミングチェアのまとめ
本記事ではサンワダイレクトのゲーミングチェアの製品情報や種類、モデルごとの特徴をレビューしました。
サンワダイレクトのゲーミングチェアは、オフィスにも使えるシンプルなモデルからLED内蔵の個性派モデルまで充実した商品展開、さらには約1万円~3万円の幅広い価格帯が特徴です。
また生産国こそ中国ですが、老舗メーカーのサンワサプライが取り扱っているという安心感もあります。
家電量販店では実際に座って試せるディスプレイもあるため、格安ゲーミングチェアの購入を検討している方は、大いに一見の価値アリでしょう。