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アツポン
ゲーミングチェアに妙に詳しいブログ。ゲーミングチェアに1日12時間以上座ることも。ナイキ店舗の全国行脚が趣味。最近はスマートウォッチにもハマってます。
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血圧を測定できるおすすめスマートウォッチ!仕組みと精度も徹底解説

血圧を測定できるスマートウォッチを解説

どうも、スマートウォッチ好きな薬剤師のアツポン( @Atsuponpapa)です。

最近は血圧や体温を測定可能なスマートウォッチが増えています。

血圧測定の精度や正確さも気になるよね。

様々なメーカーから血圧測定機能が付いたスマートウォッチが登場しています。

血圧を測定できるおすすめスマートウォッチの一覧

Apple WatchやFitbitなどには血圧測定機能がありません。

しかし…安くて 怪しい スマートウォッチで血圧測定の機能が付いていたりします。

特に中国製…本当に測定できるのだろうか。

実際には日本製の血圧測定スマートウォッチも発売されているんですよ。

本記事では、スマートウォッチの血圧測定のメカニズムと精度を解説し、おすすめの血圧測定機能付きスマートウォッチを紹介します!

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血圧を測定できるスマートウォッチの仕組みと精度

本来、血圧測定は上腕にカフを巻いて圧迫することで動脈の血圧を測定します。

健康診断でも同じ方法で測定するよね。

血圧を測定できるスマートウォッチを図解

この測定法(オシロメトリック法)が本来の血圧測定の方法であり、高血圧治療ガイドラインでも推奨されています。

現在は自動電子血圧計が普及しており、手軽に血圧測定ができます。

血圧測定計の一覧

カフ(血圧測定時に膨らむ部分)により圧迫して血圧を測定する仕組みは共通していますよね。

スマートウォッチの課題
ウェアラブル端末は歩数や脈拍の測定、睡眠やカロリーの推定は可能でしたが、血圧と体温の測定は難しいとされていました。参照:ウェアラブルデバイス技術

スマートウォッチの血圧測定の違い

血圧を測定できるスマートウォッチの多くは脈拍血流変化の測定値を利用して血圧を推定しています。

たしかにスマートウォッチの裏側を見ると緑色に光ってるよね。

スマートウォッチでの血圧測定のメカニズムの図解

脈拍や血流から血圧を推定
脈拍と血流変化を参考に健康な人の場合の平均値を推定しています。人種、年齢、性別などは考慮されていないため、目安である点に注意しましょう。

血圧測定機能の精度や正確さ

スマートウォッチの血圧測定機能は血圧を直接測定してなく、他のパラメータ(脈拍や血流変化など)から血圧を推定しています。

そのため、あくまで参考値として考えるようにしましょう。

測定の精度も第3者機関が確認したわけではないからね。

血圧測定は医療機器

医療機器の場合には国の審査を受けて承認/認証されています。

この点を理解した上で、定期的にクリニックなどの血圧計健康診断で血圧を確認しながら、スマートウォッチで日常的に血圧をチェックしましょう。

心電図の表示も同じ
スマートウォッチに心電図の表示機能がある機種もありますが、血圧と同様に直接測定していません。参考値として考えましょう。

血圧を測定できるスマートウォッチを厳選

血圧を測定できるスマートウォッチは様々なメーカーから発売されています。

脈拍や血流変化から参考値として血圧を表示するスマートウォッチが多い現状ですが、最近では新しいタイプの製品も発売されています。

① 日本製の血圧測定スマートウォッチ

日本では医療機器メーカーのオムロンから血圧を測定できるスマートウォッチが発売されています。

おすすめのオムロンの日本製の血圧測定スマートウォッチ

オムロンのスマートウォッチ HeartGuideは本来の血圧計と同じ仕組み(カフを使うオシロメトリック法)で血圧を測定します。

オムロンの日本製の血圧測定スマートウォッチの測定原理

HeartGuideは医療機器
HeartGuideは米国と日本で電子血圧計として承認/認証を取得しています。

従来のオムロン社製の血圧計をコンパクトにしてスマートウォッチ化しているんですよ。

血圧計とスマートウォッチのサイズ比較

これが本来の血圧測定方法であり、医療機器として測定精度が承認/認証された正真正銘の血圧測定機能を搭載したスマートウォッチです。

ただ…値段が…約8万円

メッチャ高い!

血圧測定可能な医療機器でもある日本製スマートウォッチ

血圧管理を目的としてスマートウォッチを探している人にとってHeartGuideは最適な商品です。

しかし、心拍数や消費カロリーなどを含めた健康管理の1つのパラメータとして血圧を考えている程度なら、他の低価格なスマートウォッチがおすすめですよ。

② 中国製の血圧測定スマートウォッチ

血圧を参考値として目安で知りたい場合、低価格な中国製スマートウォッチがおすすめです。

値段も約4,000円程度で購入できます。

中国製のスマートウォッチで血圧測定可能なおすすめ商品

様々なメーカーから発売されていますが、itDEALTotemoiがこれまでの販売実績も踏まえて様々なサイトでおすすめスマートウォッチとして選ばれています。

どちらも機能がほぼ同じであり、スマホと連携して健康管理ができますよ。

血圧測定可能な安いスマートウォッチ

カラーバリエーションはTotemoiのほうが可愛い色が揃っています。

血圧測定可能な中国製スマートウォッチのおすすめ

itDEALTotemoiでは値段と機能にほとんど差がないので、好みのデザインで選んでみましょう。

Totomoi スマートウォッチ
Totemoi

シャオミやファーウェイ

中国大手のXiaomi(シャオミ)HUAWEI(ファーウェイ)の製品には血圧測定機能は付いていません。

シャオミとファーウェイのスマートウォッチで血圧測定機能を確認

血圧測定を機能として表示する場合、本来はオムロン(日本)のように電子血圧計として医療機器の承認/認証を得る必要があります。

現在、サムスン(韓国)は日本を除く世界各国でGalaxy Watchの血圧測定機能の承認取得を進めています。

中国大手のシャオミファーウェイも機能として追加する場合には医療機器として目指していくのかもしれません。

③ 韓国製の血圧測定スマートウォッチ

Samsung(サムスン)のGalaxy Watchでは限定的な機能ですが血圧が測定できます。

Galaxyのスマートウォッチで血圧測定機能を確認

2020年に韓国では「Samsung Health Monitor」アプリを活用することで血圧を測定可能になっており、今後は日本での展開も期待されます。

韓国では規制当局の医療機器としての認証も受けており、日本のオムロンとも異なるアプローチで血圧測定機能を搭載しています。

日本では未対応
現時点で日本では血圧測定に未対応です。

4週間に1回の通常の血圧測定(オシロメトリック法)が必要になりますが、その実測値をGalaxy Watch側で記憶してキャリブレーションされます。

血圧値が使用者の血圧(実測値)に合わせて調整される仕組みです。

まとめ:血圧を測定できるスマートウォッチ!仕組みや精度も

本記事では、血圧を測定できるおすすめスマートウォッチを解説しました!

脈拍や血流変化から参考値として血圧を推定する機能が付いたスマートウォッチは数多く登場しています。

もし買うならitDEALやTotemoiがおすすめだよ。

一方、本来の血圧測定法に準拠したスマートウォッチは日本製のHeartGuide(オムロン社)です。

ただ、とても高額で…約8万円です。

今後は定期的に血圧値を測定した上で日々の血圧を表示するGalaxy Watch(サムスン社)も期待されますが、日本での対応は未定となっています。

現時点では、あくまで参考値として血圧を表示できる低価格なスマートウォッチがおすすめです。

Totomoi スマートウォッチ
Totemoi
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