体温を測定できるスマートウォッチを解説!体温発電できる商品も

体温を測定できるスマートウォッチを解説

どうも、スマートウォッチ好きな薬剤師のアツポン( @Atsuponpapa)です。

スマートウォッチで体温測定できたら便利ですよね。

アツポン
体調管理にも役立つしね。

ただ…体温を測定できるスマートウォッチを調べると、怪しい中国メーカーの商品が多いんです。

体温を測定できるスマートウォッチの一覧

ちなみにAppleWatchやFitbitなどは体温測定ができません。

どんなメカニズムでスマートウォッチで体温測定しているのか気になりますよね。

アツポン
本当に測定できるのだろうか。

本記事では、スマートウォッチの体温測定のメカニズムと精度、さらにおすすめのスマートウォッチを解説します!

体温測定できるスマートウォッチの原理と精度

体温計の違い

通常、体温とは深部体温(脳や内臓などの温度)を指します。

アツポン
脇の下が深部体温に近いんだね。
海外の標準は口腔内温度
日本では習慣的に腋窩(脇の下)で体温を測定しますが、海外の主流は口腔内(口の中)での体温測定です。海外ドラマでも見かけますよね。

体温測定には予測式と実測式の2種類があります。

予測式では10〜30秒程度で測定できますが、実測式では測定に5〜10分程度を要します。

予測式の特徴
  • 測定時間が短い
  • 実際の体温と誤差が生じることも
  • 価格は高めな傾向
実測式の特徴
  • 測定時間が長い
  • 正確な体温を測定可能
  • 価格は安い傾向

予測式では計測時の温度とその上昇スピードを分析して、10分後の実測値を推定して表示します。

体温測定のメカニズム

参照:オムロン

日本ではどちらの方式でも電子体温計として医療機器に分類されています。

スマートウォッチの課題

ウェアラブル端末は歩数や脈拍の測定、睡眠やカロリーの推定は可能でしたが、血圧と体温の測定は難しいとされています。参照:ウェアラブルデバイス技術

皮膚の表面温度の活用

現在は皮膚の表面温度を活用した非接触型体温計も販売されています。

スマートウォッチの体温測定を解説

おでこの表面温度
ひたい(おでこ)は血流量が多く、体温変化を反映しやすい部位です。そのため、深部体温の推定に使われています。

この測定メカニズムは、皮膚の表面温度を赤外線を利用して測定し、その皮膚表面温度から深部体温を推定しています。

アツポン
単に皮膚表面の温度を表示しているわけじゃないんだね。

皮膚表面温度から体温へ換算

おでこの体温測定は子供にも使いやすくて便利ですよね。

温度計と体温計

ここで注意が必要なポイントは、体温測定を目的としない表面温度計(放射温度計)があることです。

この放射温度計は食品や電子機器の表面温度を測定する製品のため、人の皮膚の表面温度は測定できますが深部体温は表示できません。

アツポン
違いを理解しておく必要があるね。

体温を測定できるスマートウォッチの注意点

それぞれ目的が異なっており、その目的に合わせた規格で精度が保証されています。

耳式体温計の解釈
耳式体温計は耳の中の温度をそのまま表示しています。耳の中は脳の温度を反映しやすく、脇の下よりも温度が高い傾向があるため、耳で測った平熱を把握しておく必要があります。

スマートウォッチの体温測定機能

スマートウォッチにも体温測定機能をうたう商品があります。

アツポン
だいたい中国製だよね。

体温測定機能が付いた中国製スマートウォッチの場合、ほとんどの商品が測定メカニズムの詳細を公開していません。

ただ…商品価格や公開資料を踏まえると、光学式センサー(LEDライト)を利用していると考えられます。

体温を測定できるスマートウォッチの測定原理は不明瞭

参照:PRTIMES

中国製で血圧を測定できるスマートウォッチも同様に光学式センサーで測定した脈拍血流変化から血圧を推定しています。

スマートウォッチでの血圧測定のメカニズムの図解

血圧を測定できるスマートウォッチを解説血圧を測定できるおすすめスマートウォッチ!仕組みと精度も徹底解説

低価格な中国製スマートウォッチの場合、脈拍血流変化を利用して血圧体温を予想していると思われます。

スマートウォッチは体温計ではない?

本来、日本では非接触型体温計も医療機器として承認/認証を得る必要があります(皮膚赤外線体温計の基準)。

温度測定できるスマートウォッチは本来は医療機器

スマートウォッチは時計であり、時計の一部の機能として体温の測定があります。

そのため、体温計という区分で医療機器の承認/認証を受けていない商品がほとんどです。

アツポン
測定の精度も第3者機関が確認したわけではないからね。

もし体温測定の機能が付いたスマートウォッチを購入する場合には、この点を理解しておきましょう。

体温測定できるおすすめスマートウォッチ

体温を測定できるスマートウォッチは主に中国メーカーから発売されています。

スマートウォッチの体温測定では光学式センサー(LEDライト)を利用して脈拍や血流変化から参考値として推定している点に注意しておきましょう。

① 体温測定スマートウォッチ

基本的に体温測定を搭載したスマートウォッチを扱うのはマイナーな中国メーカーのみです。

その中でもKW37 ProはAppleWatchに近いデザインで、動画でも紹介されています。

ただ…広告では体温ではなく 温度 と記載されています。

アツポン
体温ではなく温度がポイントです。

体温を測定できるスマートウォッチを紹介

この機能を参考値として考えるのであれば、体温の変化を日常的に把握できるので有用に使えます。

今後も同様な中国製品が発売されると思いますが、基本的に測定原理はどれも同じです。

KW37 Pro スマートウォッチ
Tonzem

② スマートなデザインの体温計(?)

昨今、体温計の需要が非常に高まりました。

その中で安価な中国製品が流通しており、個人的に気になる商品がありました。

アツポン
おぉ…すごくカッコイイ!

体温計の注意点

しかし、この商品の製品仕様には医療機器の認証番号が記載されていません。

つまり… 日本で体温計として 認められていない はずです。

もしかしたら記載がないだけで認証されているのかもしれませんが、普通のメーカーは明記しています。

医療機器としての体温計を紹介

このようなことは体温血圧を測定可能なスマートウォッチにも言えるので、体温計(医療機器)なのかどうか理解したうえで購入しましょう。

ちなみに、オムロン製の血圧測定可能なスマートウォッチ HeartGuideは公式サイトや取扱説明書に認証番号と分類が明記されています。

オムロン製のスマートウォッチ

③ 体温で発電するスマートウォッチ

体温を測定するのではなく、体温で発電するスマートウォッチも存在します。

米国シリコンバレーのMatrix Industries社が開発したPowerWatchシリーズです。

体温で発電するスマートウォッチ

体温による発電の仕組み
従来から温度差を活用した発電方式があり、PowerWatchでは体温による温度差を独自のコンバータにより昇圧して発電に利用しています。

体温だけでなく太陽光も発電に利用しており、スマートウォッチなのに充電不要なんです。

AppleWatchは毎日充電が必要なのに、充電不要って画期的ですよね!

アツポン
そりゃ〜長期間のアウトドアや登山にもピッタリだね!

時計のフレームには航空機にも使われるアルミニウム合金を使用し、バンドはシリコン製で腕にフィットするデザインになっています。

体温で発電するスマートウォッチの側面

当然、スマートウォッチとしての機能も十分であり、GPS機能や心拍測定機能も搭載されています。

本格的にアウトドアを楽しむ人におすすめしたいスマートウォッチです。

充電不要で耐久性も抜群…価格は 約6万円 です。

まとめ:体温を測定できるスマートウォッチ

本記事では、体温を測定できるスマートウォッチ、さらには体温で発電もできるスマートウォッチを解説しました!

本来、体温計は医療機器としての承認/認証が必要なのですが…

機能の一部として体温測定を備えたスマートウォッチが販売されています。

アツポン
これは…絶妙なグレーゾーンな気がします。

ちなみに、体温計を名乗って医療機器の認証がない製品はアウトです。

購入する私達が医療機器に対する知識を身につけて、その測定原理や精度保証も理解して購入しましょう。

個人的には…そこを理解していれば使い方次第では便利なスマートウォッチであると感じます。

KW37 Pro スマートウォッチ
Tonzem

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